コンテンツへスキップ

銘柄選択と購入タイミングはどちらが重要か。

  • by

とってもシンプルに考えると、個別株の投資で儲けるためには【何を買うのか】、【いつ買うのか】の2つを意識すれば良いという話をしました。

個別株の投資で重要なたった2つのこと

  • 【何を買うか】フリーキャッシュフローを年々増やしている企業の株を買う。
  • 【いつ買うか】(基準は何でも良いので)少しでも安い時に投資する。

詳細記事:

今までの投資を振り返って、できるだけシンプルで重要な2つ点を選んだはずなのですが、この2点を深ぼるために、この記事ではこんな疑問を考えてみたいと思います。

「【何を買うか】と【いつ買うか】の2つのうち、どちらがより重要なのか?」

この記事のポイント

  • (あくまでも私の場合)投資する上で重視しているのは、【何を買うか】。
  • 理想は【いつ買うか】の選択をミスなくできること。本来の価値よりも安い株価で買える能力があるなら、どんな銘柄でもリターンを出すことができるが、本来の価値を見抜くのがかなり難しい。
  • 一方で、【何を買うか】の選択で、毎年キャッシュフローを順調に伸ばしている企業を選択できていれば、たとえ買うタイミングを間違えても、いずれ成長して購入時の株価を超えてくれるはず。資金効率は悪くなるが、【何を買うか】の選択をミスしなければ、長期投資で挽回できる。

理想はいつも割安なタイミングで買えること

「本来ついているべき株価」を見抜ける能力があって、いつも割安なタイミングを正しく見極められるなら、どんな株に手を出しても投資でリターンを出すことができるはずです。

完璧ではなくとも、この能力をそこそこ発揮できる投資家なら【いつ買うか】こそが重要で、【何を買うのか】はそれほど重要ではなくなります。

ただし、「本来あるべき株価(価値)」を見抜くことは、とても難しいです。

正直言うと、私にはこの能力がありません。せいぜいやっていることは、やたらと高い株価がついてそうな株は避けることくらいです。

やたらと高い株価で買うことだけは避ける

個別株の投資で重要なたった2つのこと」という記事では、少しでも安いタイミングで株を買うための方法を3つほど紹介しました。

  • 最高値から〇〇%下落した時に買う。
  • PER(割高度合い)を見ながら、比較的低いなら買う。
  • Fair Value(適正価格)を参考にして、割安なら買う。

上記3つなら、そこまで難しくなく実践できます。これをやっている限りは、やたらと高い株価で買ってしまうミスはそこそこ防げるはずです。

※PERやFair Valueの調べ方の例は、「個別株の投資で重要なたった2つのこと」の記事で紹介しているので、気になる方はリンクをたどってみてください。

本来はどんな銘柄も価値を見抜いて、株価が割安に見えるタイミングで買うことが理想なのですが、価値を見抜くことが難しいので、せめて割高なタイミングで買うミスをしないことを心がけています。

銘柄選択さえ間違えなければ、結果はついてくる

もしもちょっとくらい割高な株を買ってしまうミスをしたとしても、毎年売上や利益を上げてフリーキャッシュフローを増やしている企業に投資できているなら、そのミスは取り返すことができます。

毎年成長していく企業なら本来のあるべき株価は少しずつ上昇していくはずで、何年もたてば、いずれ購入した株価を上回るからです。

もちろん、やや割高な状態で買ってしまった場合には、投資でリターンが出るまでに時間がかかるので、資金効率は落ちることになります。

でも銘柄選択を間違えなければ、いずれ投資でリターンが出るようになるので、【何を買うか】は間違えてはいけない重要な要素になると思います。

さいごに

この記事では、【何を買うのか(銘柄選択)】と【いつ買うのか(購入タイミング)】のどちらがより重要なのかを考えていきました。

理想を言えば、【いつ買うのか】さえ正しく見極められれば、どんな銘柄でも投資のリターンを出せまずが、それは難しいです。なので、次点としてやたらと高い株を買うミスだけはしないことを心がけ、私の場合は【何を買うのか】をより重視しています。

投資でリターンは出ているけど、長期リターンがそれほど大きくないという状態になれば、【いつ買うのか】の基準をもう少し厳しくすればいいかなと思っています。


本ブログからのお願い

この記事は、読者が自由に記事の金額が決められるPay What You Want方式をとっています。

「役にたった」「面白かった」など、何かしら価値を感じた場合は、YUTA'S INVESTMENT TICKETをクリックして、価値に見合った金額をお支払い下さい。

価値がないと思った場合には、お支払いは不要です。同じ記事を読み返して、新しい気づきがあった場合には、1人で何回クリックしても問題ありません。