2021年5月時点での今後のアメリカ経済の予想について

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2021年の年始の記事で今後5年間に起こりうること、その時にどんな投資をするかを以下の図にして書いていました。

21年1月時点で描いていた予想

2021年も既に5ヶ月が過ぎてもほとんど大きな流れは変えていないのですが、いくつか予想の前倒しや変更点が出てきているので、この記事で変更点について書きたいと思います。

この記事のポイント

  • 1月時点の予想よりも、アメリカ経済の動きが早い。2021年後半に景気回復を予想していたが、3月には消費拡大が始まった。
  • 株価の動きも予想より早かった。2021年に売却を予定していたホテル・航空株は全て売却した。
  • またアメリカの景気拡大が既にピークをつけている可能性もあり、その場合は銀行株の上昇が鈍くなるはずなので、2022年に売却予定の銀行株も売却した。

2021年5月時点での今後のアメリカ経済の予想について

2021年1月当時に思い描いていたのは、「2021年のアメリカはワクチン接種が広まってコロナからの本格的な景気回復が始まること」、「2022年以降から金融緩和が縮小すること」、「2024年頃には景気拡大が終わって景気後退に転じるか、金融緩和を長引かせすぎた副作用でインフレを招く」というものでした。

大部分は変わっていないのですが、この記事を書いている2021年5月現在では少しだけ意見を変えているところがあります。

現時点の予想を反映して書き換えたのが、以下の図になります。

21年5月現在の今後のアメリカ経済の予想

1月からの変更点は上図で蛍光ペンでアンダーラインをつけている箇所です。

変更点

  • 2021年後半からアメリカは本格的な景気回復が始まると思っていたが、実際には3月から力強い景気回復が既に起こった。
  • 当初の想定は2021年後半から2022年にかけて長期金利とインフレの上昇を予想していたが、景気回復が早まったことで、金利とインフレのピークも早まった可能性がある。
  • 保有していた株価の回復も想定よりも早かった。2021年中に売却予定だったホテル株・航空株は全売却。2022年に売却予定の米銀行株も売却した。

全体的に、当初の予想よりも現実の世の中の動きが早くなっているため、予定を繰り上げて行動しています。

予想に狂いが生まれた原因は、3月のバイデン大統領の現金給付を含む景気対策で、この影響で3月と4月の消費が急増したため、2021年の消費拡大は既にこの時期にピークをつけた可能性もあります。

2021年3-4月に急拡大したVisaの米国決済金額(前年比成長率)

【詳細記事】アメリカの消費拡大のピークは既に3月末に過ぎた恐れがあります。

景気のピークが前倒しされた影響があったのか分かりませんが、2021年前半はコロナでダメージを受けたホテル株・航空株の株価回復も進んだので、既にこれらの株は売却しました。

2021年のどこかで売ろうと思っていた当初予定よりは、だいぶ早いタイミングでの売却になりました。

また、もしも景気拡大がピークを過ぎていた場合には銀行株の上昇が鈍くなるはずなので、当初2022年頃に売却予定だった銀行株も全て売りました。

予想よりも世の中の変化が早かったので、予定していた投資の行動も早め早めに急かされている印象です。

まとめ

この記事では、2021年1月時点で「今後のアメリカ経済の予想」として紹介していた図をアップデートしていきました。

1月に想定していたよりも、全体的に世の中の動きが早かったので、それに対応して売却予定の株も次々と早めに売る形になっています。

既にアメリカの消費拡大は3-4月にピークをつけた可能性もあるので、今後は少しづつ景気拡大が緩やかになっても成長を続けられる成長株や、景気拡大が減速しても影響を受けにくい生活必需品や製薬会社などの銘柄を取り込んでいく必要があるかもしれません。

一方で、1月から4ヶ月経っても変わらずに、先行きが不透明なのはアメリカのインフレです。

専門家の間でも、2021年に見られている物価の上昇は「一時的」という見方と「長引く可能性がある」という予想で別れています。

もしもインフレが予想以上に長引いてしまった場合でも投資のリターンが悪化しないように、念のためインフレ時でも価格を上げやすい企業の株(タバコ、石油企業など)を普段より多く持つようにしています。


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