いまさらですが、Twilioの面白さに気づきました。

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Twilio(トゥイリオ)という会社を知っている人は、少しレアな存在だと思います。

一部の米国株投資家か、テクノロジーに結構強くてプログラミングをしている人か、日本で提携してるKDDIに勤めている方かいずれかくらいではないでしょうか。

また既にTwilioの名前くらいは聞いたことがある人もいるかも知れません。一般的にはTwilioはコミュニケーション・プラットフォームの会社と呼ばれていますが、聞いたことも無いようなカタカナで説明されてもどんな会社なのか、何が面白いのか、ピンとこないことも多いと思います。私もそうでした。

なので、網羅的な企業分析の記事は別で書くとして、Twilioという会社のサービスは具体的に何に使われているのか、実際に使ってみて私がTwilioの何を面白いと思ったのか、個人的な感想を書いて、ご紹介したいと思います。

急成長を続けるTwilio

その前に、この記事を読む動機づけとして、なぜ一部の米国株投資家に人気が高いのか、投資家目線での魅力をお伝えしたいと思います。

理由はとてもシンプルで、売上成長率が著しく高いからです。

売上(100万ドル) 売上成長率
2013年 50
2014 89 +78.00%
2015 167 +87.64%
2016 277 +65.87%
2017 399 +44.04%
2018 650 +62.91%

一時期、大口顧客のUberが解約するなどの影響があり、売上成長率を落とした時期がありましたが、その影響も今は乗り越えました。(買収の影響もありますが)直近の2019年2Qは、前年比+86%で成長が再加速している点も注目です。

さて、長年急成長を続けるこの会社に興味を持っていただいたところで、何を提供している会社なのか紹介します。

スタートアップに受けが良いTwilio

このTwilioですが、先程はコミュニケーション・プラットフォームを提供している企業という説明をしました。

それでは何かよくわからないので、もっと具体的にいうと、アプリなどのプログラムの中で電話・SMS(ショートメッセージ)・FAXを自由に操作できる機能を提供している会社です。最近ではコンタクトセンター向けの多機能なサービスもありますが、個人的に気に入っているのはシンプルにアプリや自分のプログラムから電話とSMSの発信ができる機能です。

まだピンと来ないですよね。プログラムで電話やSMSの発信をするといっても、わかりにくいので具体例を出します。

Twilioが一躍脚光を浴びたきっかけにもなった事例にタクシー配車サービスのUberがアプリがあります。このアプリでは、運転手とユーザが互いに会話で伝えたいことがある時に、アプリの「Call(電話)」ボタンを使えば、互いに電話番号を知らなくでも、電話をすることができます。

ユーザと運転手は互いに電話番号を知らせることなく、直接コミュニケーションをとることができるのですが、これはアプリでTwilioの機能を使うことで実現していました*。お互いに知らない運転手とユーザ同士が、電話番号を伝えずに安全に連絡を取れるので便利な機能ですね。

(*Twilioの機能を使って実現していましたと過去形にしているのは、現在UberはTwilioを使わず自前で構築しているからです。)

また、Twilioのイベントをすると、参加者は大企業ではなくかなりの割合がスタートアップ企業の開発者であることからも、最先端の技術に目が肥えているクールな人たちにも愛されているようです。

意外に楽しい!Twilio

私の周りではTwilioを使ってプログラミングをしている人もいたので存在は知っていたのですが、やってみるまで何が楽しいのかわかりませんでした。

「電話やSMSが発信できて、何が面白いんだろう」と斜に構えていたのです。

私はプログラミングが得意ではないですし、そこまで好き好んでやる人ではないのですが、ほんの軽い気持ちで手を動かしたところ、ものの数分でプログラムから携帯電話への発信も、SMSメッセージ送信もできました。

Twilioで送信したSMS

そして今では反省しています。実際に手を動かして、簡単なプログラムを作って、すぐに分かりました。

Twilio、メチャクチャ楽しいです。

その面白さは「今まで自分でコントロールできると思っていなかった電話やSMSを自在に操れるから」としか表現しようがないです。

これは「やってみないとわからない魅力」なんだと思います。SNSをやったことがない人は、写真をアップしたり、コメントをしたりして何が楽しいのかわからないと思われるかも知れませんが、やってみたらハマる人は結構います。そういう感覚です。

というわけで、財務諸表がどうとか、売上成長率がどうとか言う前に、この企業の製品の一例として電話・SMSを自在に操れる具体例をあげ、その魅力の一端をお伝えしました。

プログラムが書ける人はぜひ、お試しください。プログラムがかけない人も「Twilioを使って、プログラムから電話がかけたり、SMSが送れたりすると楽しいらしいよ」と以後お見知りおきください。

今後機会があれば、この企業の他の製品サービスや売上以外の数字についても紹介する記事を書きたいと思います。


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