米国株とゴールドどちらがこれからの投資で有利か。

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昨日の記事で、私はゴールドETFを購入した旨を書きました。

>>今週、ゴールドETFに投資をしました【2021年11月】

ただ、米国株に弱気になったわけでも、積極的に株を売ってゴールドに投資することを推奨しているわけでもありません。

今後数ヶ月や1年程度ならゴールドよりも米国株に投資していたほうが、資産を大きくできる可能性も高いと思っています。

ただ、数年以上を見越した場合、米国株とゴールドでどちらが有利な投資先かはどちらとも言えない時期(転換点)に入る気がします。

リーマン・ショック後の2011年から米国株のほうがゴールドよりも強い時期が続いていましたが、今後のアメリカのインフレ率によってはゴールドのほうが優位になる転換点を迎える可能性があるかも知れません。

この記事のポイント

  • 直近ではまだゴールドよりも米国株が有利な時代が続くと思っている。
  • しかし、今後の数年でゴールドのほうが有利な時代に転換する可能性もありえる。この可能性も踏まえて、長期的なゴールドへの投資を再開した。

ゴールドと米国株の強い時期は繰り返されている


米国株とゴールドですが、どちらのほうがより価格が上昇しやすいかは時代によって違います。

以下は米国株とゴールドがどちらが有利な時代だったかを調べるために、(米国株S&P500)÷(ゴールドの価格)をグラフ化したものです。

これを見る限り、米国株の価格がゴールドよりも上がりやすい時代が20年続いたあと、ゴールドのほうが価格が上がりやすい時代が約10年続いていることがわかります。

2021年現在は米国株のほうが有利な時代で2011年からずっと長期的に続いていて、このトレンドは普通なら約20年後の2031年頃まで続きます。

なので、通常ならまだゴールドではなく米国株に投資をするべき時期だと思います。

気になるのはインフレの進み具合


少し気になっているのは、上のグラフを見ると1970年代は大きく転げ落ちるようにグラフが急降下している点です。

このグラフが急降下したということは、米国株よりもゴールドのほうが圧倒的に有利な時代になったということを意味します。

この1970年代に何があったかを知っている人も多いと思いますが、この頃のアメリカは消費者物価(インフレ)が急に伸びた時代です。

上のグラフの急降下が始まったのは1971年ですが、2021年現在でインフレ率はこの時期に迫っているのは個人的には気になっています。


出典:FRED

本来ならば、2031年頃までは米国株が強い時期が続くはずだったのですが、新型コロナウイルスが流行した2020年に世界で大規模な景気対策をして、景気回復を早めてしまったために、時計の針が早まった恐れがあります。

通常よりも早く、1970年代に見られたようなゴールドが強い時代に突入する可能性も捨てきれなかったので、今月かなり早めと思いながらもゴールドに投資をしました。

さいごに


この記事では、米国株とゴールドの強い時期について書いていきました。

米国株が強い時期が20年続いたあとに、ゴールドが強い時期が10年続くという過去のサイクルに従うなら、今は2031年まで続く米国株高の時代なのでしばらくは米国株への投資で問題なさそうです。

しかし、1970年代にゴールドが強い時代に転換した背景には高いインフレ率があったこと、2021年現在は当時のインフレ率に近づきつつあることを考えると、今後数年たらずでゴールドが強い時代に転換する可能性もあると思っています。

1971年にトレンド転換する前、[S&P500÷ゴールド]のグラフはそれまで6年ほど横ばいの時期がありました。

もしも、2020年代も同様にトレンド転換するのに6年の時間がかかるなら、早くても2024年頃がグラフが下がり始める時期になりそうです。

この推測でもわかるように、ゴールドへの投資は数ヶ月や数年ではなく、かなり長い期間を見越したものになります。

2020年代のうちにゴールドが強い時代への転換が始まるかどうかもまだ分からないので、これからは年単位で上記のグラフを点検して、トレンド転換しそうな気配があるならゴールドへの投資を追加することになると思います。

一方で、やはりトレンド転換はまだ起こらないと判断できそうならゴールドへの投資も引き上げます。


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