「米国株投資家のための有益な投資情報サイトまとめ」というページを本日更新しました。
米国株投資家のための有益な投資情報サイトまとめ
良い情報を手に入れることは先を見て動くために重要だと思っていますが、これは投資にも言えそうです。この記事では、私が普段チェックしている投資のための情報源をまとめて紹介したいと思います。
このページは作成してから1年ほど時間がたっていたのですが、「こっちのサイトのほうが便利だな」とか「こんな情報も見るようになった」というものがいくつも出てきたので、更新しています。
主な変更点について
今回追加したり、コメントを加筆した投資情報サイトはこちらです。
- 業界や企業の株価の好不調を調べる:finviz.com
- ポートフォリオのリターンを調べる:Portfolio Visalizer
- 連続増配銘柄を調べる:The DRiP Investing Resource Center
- 株価の適正化価格を調べる:FinboxとGuruFocus
- 経済データをグラフ化して表示するサイト:FRED
これらのサイトの何を見ているかを上の記事のリンクに飛んで説明を見てもらうのも大変だと思うので、重複を恐れず以下に記載したいと思います。
業界毎や企業の株価の好不調を眺める
アメリカ株に投資していると一度は見たことある、時価総額が大きい企業の面積が大きく、株価の変動を色で表示したこちらの図。
こちらのfinviz.comから見ることができます。
「1日1日の株価なんて興味ないよ」と思われるかも知れませんが、実はこの図は調べる期間を1日、1ヶ月、年初来…と変更できるだけでなく、割高度(Forward P/Eなど)なども表示できます。
調べる対象もS&P500だけでなく世界(米国籍ではないアメリカ上場企業)に広げることもできるので、例えば世界の企業の割高度(Forward P/E)を見て、幅広く割安な銘柄を探すのにも使えます。
ポートフォリオのリターンを調べる
「もしも、10年前からあの株に投資していたら、今頃いくらになっていたはず」という皮算用は誰もは一度はやったことがあるはずです。
そのような皮算用を好きなだけやりたい人、過去の株や資産クラス(国債やゴールドなど)の長年の投資リターンの傾向を研究したい人におすすめなサイトがPortfolio Visalizerです。
【超便利】米国株ポートフォリオ検証ツールPortfolio Visualizerの使い方
過去のデータを集めて、ポートフォリオをシミュレーションすることバックテストと言いますが、エクセルで自前でやるとデータ収集からして既に大変なので、サクッとバックテストができるPortfolio Visualizerの使い方を紹介します。
連続配当銘柄を探す
アメリカ株の魅力の一つに、毎年配当を増やし続けている連続増配銘柄は多いことは有名です。
P&Gやコカ・コーラは約60年連続で配当を増やし続けていますが、この他に連続増配銘柄を主要な銘柄以外に連続増配銘柄があるか調べたい時には、どこを見ればよいでしょうか。
私が愛用しているサイトがThe DRiP Investing Resource Centerです。
ただし、英語サイトでどこを見れば良いかわかりにくいので、以下の記事で見方を書いておきます。
【初心者向け】米国株投資の魅力、連続増配銘柄の調べ方。
米国株の魅力の一つに、配当を毎年引き上げる連続増配銘柄が多数あることがあげられます。P&G、マクドナルド、ウォルマートは有名な連続増配銘柄ですが、その他にはどんなものがあるのでしょうか。この記事では、連続増配銘柄の調べ方を紹介します。
理論上の適正な株価を知る
理論的には株価は、将来得られるフリーキャッシュフローの総額(の現在価値)で算出することができます。
理論的に計算した適正価格は、将来のキャッシュフローを予測を変えたり、他の前提を少し変えるだけで軽く20%前後も変動してしまうので、過信するのはかなり危険ですが、それでも異常に割高な状態の株に投資してしまうミスを防いでくれる効果があります。
この適正価格は自分で算出するのはとても面倒なのですが、適正価格を紹介してくれるサイトがいくつかあります。
試しに、Finboxでフェイスブックを調べてみると、2020年9月現在の株価はほとんど適正価格と同じ水準で、割高ではないことがわかります。
GuruFocusで調べてみても、こちらもほとんど適正価格通りの株価です。特別な高値を掴んでしまう危険は少なそうです。
あらゆる経済データをグラフ化するサイト
アメリカの金利や失業率など、投資をしていると金融や経済の過去のデータをどうしても追いかけたくなることがあります。
そんな時に活躍するのがFREDです。
このサイトを使えば、過去の数十年分のデータをさかのぼってアメリカ経済のデータをグラフ化できます。ただし、英語な上にあまりに多機能なので、こちらの記事に調べ方を書いておきます。
【経済分析】経済指標や金利データをグラフ化するFREDの使い方
アメリカの経済指標や金融データをグラフ化してみたみたいと思うことありませんか。この記事では経済指標をグラフ化するのに便利な、FRBセントルイス連銀のサイトFREDの基本的なグラフの使い方を紹介します。