ブレグジットでEUと合意。焦点は19日での英議会の可決へ。

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長い協議の末に、イギリスとユーロはついにブレグジット(イギリスEU離脱)の協議で合意に至りました。

EUの欧州委員会のユンケル委員長は、英国とEUに合意に達したとツイートしています。

焦点はイギリス議会の可決へ

これでEUとの合意ができずに最短で合意なき離脱が決まるストーリーは回避できました。ただ、株式市場はそこまで大きく反応していません。この後、19日に控えているイギリス議会で無事に合意案が承認されるかを警戒しているようにも見えます。

17日にドイツ銀行が発表した予測では、EUと結んだ新たな合意がイギリス議会で否決される確率は55%とほぼ五分五分で否決される確率がわずかに高いとみています。否決されれば、週明け21日の市場で荒れる可能性がまだあり、市場はあと少しのところまで来ているブレグジットの様子を最後まで見守っているようです。

焦点はイギリス議会の可決へ

19日のイギリス議会での合意案可決には320議席の賛成票が必要ですが、これがまた際どい事になっています。

以下の表の数字は、ブルームバーグが報道した賛成票を投じる可能性がある票です。この通りになれば合計は344で無事に可決されるのですが、内訳を見ると実際に賛成するか怪しい票が数多くあります。

党派 議席数 スタンス
ベースライン 259 党の総意を尊重し、合意案に指示すると見られる与党保守党議員
保守党強硬派 28 メイ首相の離脱案にも反対した強硬派。直近は妥協する姿勢を見せる。
元保守党員 19 9月にジョンソン首相が党から追放した19人。復帰を望んでの賛成票もあり得る。
北アイルランド民主統一党 10 閣外で与党に協力する党。ただし、今回の合意案には未だ反対と表明。
野党労働党 21 労働党は反対を表明。ただし、メイ前首相が野党に協力を要請した過去の審議では5票賛成。
無所属 7 投票行動不明
合計 344

3年ほどかかったイギリスのEU離脱も、あと一息のとこまで来ています。今週末は世界中の目がイギリスに集まります。


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