トランプ大統領コロナ感染でも、投資家が慌てる必要はない理由。

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トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したと発表して、株価は下げているようです。

ダウ先物では、一時500ドル(約1.8%)下げています。

今、世界中の投資家がこのニュースを受けて何かしら考えていることがあると思いますが、個人的には特に株を売ったりせずに静観して過ごそうと思います。

恐らくこのニュースの株価への悪影響は短期的なもので終わる上に、今のところ株価も1-2%安くなっただけなのでわざわざ行動を起こすほどでもないからです。

この記事のポイント

  • トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染した知らせを受けて、株式市場は下落している。
  • しかし、恐らくこの悪影響で終わる上に、市場もそこまで動揺せずに下げ幅は1-2%にとどまっているので、投資家は慌てる必要はなさそう。

トランプ大統領のコロナ感染


10月2日トランプ大統領はツイッターで、夫婦で新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。

今晩、メラニア夫人と私(トランプ大統領)は、新型コロナウイルスの検査で陽性となりました。隔離をはじめて、すぐに治療を開始します。私達は共にこの病を乗り越えるつもりです。

アメリカで最も影響力がある人が感染したことは、ニュースとしては大きいです。

また、このニュースから投資家が何を考えて、株価(企業利益とその評価)が下がっているか、それほど明らかではありません。

「大統領の感染のニュースで、新型コロナの恐怖はまだ去っていないことを思い出させた」というだけなら、企業の利益は無傷で一時的に投資家心理が冷え込んだけなので、もしも本当にこれだけの理由なら、安くなった株を買って良さそうです。

そうではなくて、(可能性は高くないと思いますが)「4-5月のような都市封鎖はもうしないと言っていたトランプ大統領が、自身の感染をきかっけに都市封鎖などの厳しい感染拡大防止策に前向きになる」という想定を投資家がしているなら、企業の利益にも悪影響が出るので、株価が低迷することもありえます。

いずれにしても、1ヶ月後に迫っている大統領選への影響も含めて、先が見通しづらい状況です。

投資家が慌てなくてもいい理由

ただし、投資家は今回のニュースでそんなに慌てなくて良いはずだと思っています。

恐らく今回のニュースの悪影響は短期で終わる上に、今のところ株価の下落幅も1-2%の間でそこまで大きくないからです。

イギリス首相の感染の悪影響は短期で収束

トランプ大統領よりもずっと先に、新型コロナウイルスに感染したイギリスのジョンソン首相の例を見てみると、この時は株価の下落は一時的でした。

以下はイギリス株価指数のFTSE100の動きですが、3月27日のジョンソン首相の感染発表後に大きく株価が崩れている印象はありません。感染発表の株価下落もわずか1週間で値を戻しています。

ジョンソン首相の場合はその後無事にコロナから復帰したこともあって、株価への影響は一時的なものにとどまりました。

株価の下落率はわずか1-2%

トランプ大統領の新型コロナウイルス感染のニュースは各メディアトップニュースで報道してますが、株価の下落率は米国株でも今のところ1-2%程度です。

2020年3月の新型コロナウイルスの流行時に、1日で10%近く株価が下げていたのと比べると軽傷です。この程度の下落率なら、わざわざ追加投資に動くほどでもないです。

デパートでセールをやっていると聞きつけても、その割引率が20%ではなくて2%だと知ったら、出かけに行く人はそう多くないはずです。

まとめると、トランプ大統領の新型コロナウイルスの感染はメディア的には大きなニュースですが、今のところ株式市場への影響は限定的で特に急いで何かを売ったりする必要はなさそうです。

9月から米国株は少しずつ下げているので、今回のトランプ大統領の感染の株価下落とは全く無関係に「そろそろ買っても良い価格だ」と思う銘柄があるなら、買っても良いかなとも思います。


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