まだ米国株に投資できる時期だとは思いつつも、つい守りの投資を意識してしまう。

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2月から3月へと月が変わって、数日が立ちました。

2月には1ヶ月通じて米国債が売られて、米国株にも悪影響が出た日もありましたが、3月に入ってからは国債の価格も落ち着きを取り戻して平和な日が続いています。

毎月はじめは、今の保有銘柄のままで良いかを点検しているのですが、今月はどうにも気分が後ろ向きです。

まだまだ米国株に投資できる時期だとは思っているのですが、2020年3月のコロナの流行から続いていた米国株の好調の背景が、先月2月の国債価格の下落(金利上昇)でやや揺らぎはじめた気がしています。

過度に弱気になる必要はないはずですが、保有銘柄の一部に株価の下落に強い生活必需品銘柄を組み込もうかと検討してます。

この記事のポイント

  • 2020年から米国株は好調が続いていたが、その背景には「金利が低くて国債に投資してもリターンが少ないから、株に投資する」という動きがあった。
  • 2021年2月に金利の上昇傾向が続いたが、この金利上昇が続くなら、株の上昇理由が今後失われるのではないかと考え始めた。
  • 株価の下落に比較的強い生活必需品銘柄を取り入れるなど、少しだけ守りの投資にシフトすることを検討している。

2021年3月時点の現状認識


この記事を書いている2021年3月3日の時点で、私は米国株はバブルの中盤くらいまで来ている時期だと思っています。

熱気を帯びている銘柄は一部だけで米国株全体に過熱感はないので、すぐにバブルが弾けるような段階ではありません。

でも、あと1-2年も上昇すれば大きな下落が始まってもおかしくない状態かなと思いながら投資しています。

バブルかそうではないかは投資家によって認識が違うかもしれませんが、ほとんどの人は米国株が割高だと思いながら投資している点では共通しています。

割高でも2020年から株価が上昇を続けた背景には、低い金利(長期金利)の存在がありました。

「米国株は確かに高いけど、もっと割高で投資してもほとんどリターンがない国債を買うくらいなら株を買う」という理由で、株高が起こっていたように思います。

2020年からの米国株の上昇の要因が失われつつある

しかし、この米国株にとって有利な投資環境に変化が見られたのが、2021年2月の金利上昇でした。

長期金利がスルスルと上昇して10年国債利回りが一時的に約1.6%に達するなど、わずかに国債への投資の魅力も回復しつあります。

21年2月にわずかでも国債への投資の魅力が回復したのなら、それは米国株が上昇する要因が奪われていることを意味します。これからも長期金利は上昇することが予想されるので、米国株投資家は少し警戒をしたほうがいいかもしれません。

2022年以降を見越した投資

「そうは言っても、ワクチンがアメリカで普及する2021年後半から景気が良くなるんだから、株を買って良いはずでは?」という意見もあると思います。

確かにその考えは一理あります。

でも、2021年の好景気が既に2020年から株価に反映されていたとしたら、今の投資家が気にするのは2021年ではなく、2022年やもっと先の景気を見て投資をしなければなりません。

ところが、IMFによれば2022年のアメリカのGDP成長率は+2.5%で、コロナ前よりもやや景気がいい程度でしかありません。


出典:IMF

なので、2021年後半の景気回復を過度に期待していると、投資家は足元をすくわれる気がします。

少しだけ守りの投資へシフト

2020年から米国株はかなり好調だったので、まだまだ投資できるはずと言ってきた私も少しずつ警戒感が出ています。

今のところ一番の不安要素は、長期金利がさらに上昇して今の割高な株価が維持できなくなることです。

直近で金利が急上昇した2月25日の市場を観察していると、金利上昇でも生活必需品銘柄(一般消費財銘柄)などが強かったので、これらの業界の銘柄を保有銘柄で少し買い足しても良い気がしています。

金利が急上昇した2月25日の値動き

>>【詳細記事】市場の動きから金利上昇に強い銘柄を探していく。

もともと年初から2021年は少しずつ投資を回収して守りを固めていくと言っていましたが、そろそろ3ヶ月目に入ったので、少しだけ守りの投資へのシフトを始めようかと考えています。


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