米金融政策に変更なし。6月のFOMC後も投資スタンスはしばらく変わらず。

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この記事を書いている6月17日(日本時間)の朝、アメリカの金融政策を決める会議FOMCが無事に終わりました。

かなり多くの投資家やメディアが今回のFOMCに注目していたようで、世の中には既にFOMCの情報で溢れていて「朝から同じ話ばかりでお腹いっぱい」という読者も多いと思います。

私自身、お腹いっぱいな人の一人です。

なので、他の記事も書いてある内容は簡潔に済ませ、私がFOMCを見て何を考えたのかを中心に書いていきます。

FOMC後に考えたこと

  • 6月のFOMCではアメリカの金融政策に大きな変更点は無かったと思う。政策金利、債権購入は現状維持。債権購入の縮小の議論は声明文では触れられていない。
  • 債権購入の縮小に動きだしたら、インフレに強い株を売ってヘルスケア株の購入を考えていたが、まだその必要はない。長期のインフレリスクは依然として続いている。

6月の金融緩和で大きな変更はなかった


既に多くの投資家が知っているように、今の米国株は金融緩和のおかげで株高が続いています。

前回の4月のFOMC以降もアメリカは景気も良くなり、金融緩和が縮小に向かうサインが出るかもしれないと思われた今回のFOMCですが、目新しい発表は無かったと思います。

一部の投資家にとっては2023年の政策金利を引き上げ予想が強まったことがサプライズだったようで、国債が売られるなどの動きはありましたが、私にとってはほとんど予想通りの内容だったので、投資スタンスに何も変更はありません

FOMC後の記者会見で、「そろそろ債権購入の縮小を議論すべきかどうか議論している」ことはパウエル議長も認めましたが、FOMCの声明文には何も書かれていないところを見ると、まだ公式発表するまでには至らない議論の段階のようです。

投資スタンスに変更なし

もしも金融緩和の縮小について何か発表があれば、上昇しているインフレに減速がかかることも考えていました。

その場合はインフレに強い銘柄を売って、まだ割安に見えるヘルスケア業界の株を買おうかと事前にブログでも書いていたのですが、まだその必要はなさそうです。

2021年のアメリカはインフレ率の上昇が続いています。

このインフレ率の上昇は一時的だという専門家の声はあります。確かに、今のアメリカのインフレは一時的な要因もありますが、長期的なインフルに繋がりやすい要因も同時に存在しているように見えます。

アメリカのインフレ要因

  • 一時的なインフレの要因:半導体不足*で中古車・レンタカーの値上がり、航空チケットとホテル価格の上昇。
  • 長続きしそうなインフレの要因:(原油価格などの)原材料の上昇と減少する在庫、住宅価格の上昇、予想よりも大きく上昇する平均時給

*注:半導体不足は7月以降に徐々に改善され、2022年に供給が安定すると見られています(ガートナー調べ)。

一時的なインフレ要因は2021年後半にも改善に向かうでしょうが、今の金融緩和が続くなら長期的なインフレ要因による物価の上昇の存在感は次第に大きくなると私は思っているので、じわじわとインフレ率が上昇するシナリオにかける投資はまだ継続できそうです。


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