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【初心者向け】後悔をするのは成長した証。

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後悔は成長の証

数年に1回京都に行くと、昔見た景色と同じはずなのに、今までと全く違う印象を受けることがあります。

こうした体験は本を読んでいても、音楽でも、味の好みでも言えることです。今までちっとも良いと思っていなかったものの良さに、急に気づくことがあります。

そして、その時に思うんです。「あ〜、なんでもっと早くこの良さに気づかなかったんだろう」って。

投資をしていても同じです。

「なんで、この銘柄に早く出会わなかったんだろう」
「何でもっと早く投資をしてこなかったんだろう」

私も何度も同じような体験をしましたし、今も数ヶ月に一度はこうした感覚に襲われます。ただ最近は、そんな体験をしても後悔というよりは「気づけただけでも、良かったんじゃないかな」と思えるようになりました。

どうも、人は必要な時に必要な出会いがあるようにできているらしいです。もしも本当に早くその銘柄や投資に出会えたとしても、良さに気づかずに華麗にスルーして終わるだけでしょう。

「もっと早く投資をすればよかった」と後悔する人の大部分も、はじめは一般的に唱えられている「投資は危険」という呪文にとらわれて、自分の目でモノを見ようとしない状態にあったはずです。そんな状態で、投資の素晴らしさを人から教わっても全く受け入れることができないでしょう。少なくとも私はそうでした。

「今まで逃していたチャンスを悔やめるようになった=今までの自分では気づけなかった良さに気づいた」なので、それは成長かなとも思います。後悔は、モノの価値に気づけるようになった成長の証でもあります。

早く出会うための方法

もし本当に早く出会いたいと願うなら、やるべきことは織姫と彦星に願い事をすることではなく、いち早くその銘柄の良さに気づけるように見聞を広めることのほうがよっぽど確実です。見聞は広めるには自分でまずやってみることです。

私は保有している株の種類は非常に多いですが、実は深く調べて買うのではなく「少し調べて、少量だけ買い、保有しながら学ぶ」ことも頻繁にしています。保有額が明らかに少ない銘柄があるのはそのためです。保有して良さに気づけば、買い増すということをしています。

全くの未経験者から少しでも経験者の高台に登れば、見えてくる景色も違うことはいくつも経験しました。いろんな経験を積むことは、早く出会うために必要なことだったと思っています。

抽象的な文が続いてしまって、すみません。話をまとめる方向に舵を切ります。

この文章は2つのタイプの人に向けて書かれています。

挑戦する人へ

1つ目のタイプは、次のようなこれから挑戦する人です。

  • 年金だけでは2000万不足すると言われても、投資に踏み出せない人
  • 高配当株など特定の投資をしているけど、無配当の成長株への投資や仮想通貨もやってみたい人
  • 本当は独立や起業、音楽や芸術の道などに挑戦したいが、踏み出せずにいる学生・サラリーマン

もっと気楽に、小さいことからはじめてみれば良いと思います。やらないと後悔するとかいう精神論ではなく、やってないと見えない事、つかめないチャンスは山のようにあります。大丈夫です、失敗しても案外死なないものですし、今の日本は行動しないリスクのほうが大きいです。

私は上のどれも何かしら経験していますが、幸いまだ死んでいません。多くの人が敬遠する選択をしても、今のところまだ生きてます。

挑戦する人に助言・忠告をする人へ

2つ目のタイプは、挑戦する人に助言・忠告をする人です。

  • 投資は危険だから止めなさいと忠告する人
  • いい大学を出て、良い企業に就職するレールから外れないようにと忠告する人
  • 国民の保護と言いながら、ドローン・人工知能・仮想通貨などにまず規制をかけようとする偉い人

これらは人の事を思う気持ちから心配で、アドバイスをしているのだと思います。だから、「やれやれ、どうせ自分はやったこともないくせに。黙って引っ込んでくれないか」とまでは言いません。どうか人命にかかわらない程度の失敗なら、挑戦する人や社会の成長につながると思って、大目に見てやってくれませんか、と思うのです。


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