投資をはじめてから、考えが変わった4つのこと。

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投資を実際にやってから、印象が変わったもの、考え方が変わったものがいくつかあります。この記事では、実際には私が体験した4つの変化について、まとめておこうと思います。

あくまでも個人的の感想なので、当てはまらない感じることも多いと思いますが、ご了承ください。

投資はドキドキ・ワクワクしない

投資を始めた頃は、市場が開けて株価を確認してはドキドキ・ワクワクしていたのですが、今は全くそのような感情は湧いていないです。株の購入なども、すっごい淡々と実行しています。

私の経験ですが、株やFXは値上がりすることにドキドキしているうちは、投資で儲けるのは難しいかも知れません。

そのような状態では、感情に流されやすい傾向があるので、いざ急落した場合にすごく落ち込むだけでなく、「今後はさらに株価は下がる。今のうちに逃避するのが正しい選択だ」と思うようになります。

しかし、多くの人がそう考えた末に急落が起こっているので、おそらく既に逃げ遅れている可能性が高いです。少しばかり投資に慣れてくると、下落する前に株の保有比率を減らしているか、下落を耐えながら安くなったタイミングで株を買う準備をしています。

ただ、投資が面白くないかといえば、全く違います。地味に面白いです。将棋やオセロが好きな人は、悩んでいる時間は「ドキドキしている」わけではないですが、「あーでもない。こうでもない」と考えることが好きだったりします。それに近い感覚です。

私の場合は、値上がりするのが面白いのではなく、今後世の中でどんなことが流行るか、クラウドなのか自動運転なのか、それが花開くのはいつなのか、だからいつ頃にどの企業に投資をしておくと良いのかとあれこれ考えるのが、好きだったります。

PERはそれほど重要ではない

PERとは、一株あたりの利益の何倍が株価になっているかを示す数字です。

(株価) = (一株あたりの利益) × (PER)

この数字が大きければ「株が買われすぎ」、小さければ「株が売られすぎ」という見方を習った時、「これは使える!」と思ったものです。

しかし、実際にはPERをうまく使うのは、想像以上に難しかったです。企業の成長率や業界毎で適正なPERの水準が異なるだけでなく、同じ企業でもインフレ率が低なると、適正なPERも高くなることです。つまり、結局PERがいくつだったら割高かよくわからないのです。

もう少し具体的に何が困るかと言うと、「ある株のPERが高いからって買われすぎと判断しても、株価が下がらずに一向に買うタイミングが来ないという」恐れがあるということです。

結局は、金利にあった適正なPERの判定は難しく、扱いにくいなというのが、今のところの感想です。

配当金・分配金もそれほど重要ではない

投資を始めたときに、配当や分配金こそ「価値の源泉」と思っていました。かつて毎月分配金がもらえるアメリカの不動産投資信託に魅力を感じて、やたらと買っていました。

でも、いつからか配当金も分配金もどうでも良いと思いようになりました。何かきっかけがあったわけではなく、自然と考え方が変わったのだと思います。

企業の利益は、株主目線で見た場合には主に次の3つの使いみちがあります。

  • 配当金として、株主に還元する
  • 自社株買いをして、株主に還元する
  • 事業に再投資する

儲けは将来の企業の株価が最大化してくれれば、上の3つの何を使っても良いと思います。

企業がまだ成長期なら、配当金ではなく事業の再投資をすればいいと思います。成熟期を迎えて、企業の成長が限られているなら、株主還元をすればいいと思いますが、その際は配当金よりも、税金がかからない自社株買いで十分です。

今、思うとなぜ毎月の分配金・配当金にそんなに魅力を感じていたのか、よくわかりません。

たぶんですが、昔の私は「現金」に価値があると思っていたのです。でも、今は、現金はただの決済手段として見ています。毎月の必要な支払いさえできれば、リターンの低い現金は不要です。

株は長期リターンが大きいが、いつでも株への投資が最善ではない

投資を少し学ぶと、現金・国債・株などのなかで株が一番リターンが高いことを学びます。1802年にさまざまな資産に1ドルを投資し、200年間、運用した場合、株は他の資産に比べて圧倒的なリターンを上げています。

資産 1802年の価値 2001年の価値
1ドル 599,605ドル
長期国債 1ドル 952ドル
短期国債 1ドル 304ドル
1ドル 0.98ドル
預金 1ドル 0.07ドル

これ自体は事実です。しかし、個人の投資期間は200年よりも遥かに短いです。そして、投資をする期間によっては、株が他の資産のリターンに下回ることがあります。

以下は10年刻みの資産別のリターンですが、1930年代、1940年代、1970年代、2000年代と株が報われなかった年代があります。

基本的には株100%の投資でも問題ないと思いますが、10年-20年の長い期間で株のリターンが低迷していた時代があることを考えると、いつの時代でも「資産を100%株で持つこと」が最善の手ではないことに気づきます。


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