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年初来安値を更新した米国株、底はまだ先【22年9月振り返り】

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9月が終わったので、今月の振り返りをしていきます。

この1ヶ月の米国株は不調で、そろそろ米国株を買い始めるという勇ましい声も聞こえ始めていますが、私はまだ大底は遠いだろうと考えています。

この記事のポイント

  • 9月の米国株は6月につけた安値を更新して2022年の年初来安値を更新した。
  • この下落の背景にあるのは、アメリカの長期実質金利の上昇。2022年はこれが上がる度に米国株が下落してきた。
  • 現時点では6月よりもはるかに実質金利が高く、また2023年に確実視されている景気後退は企業利益にまだ十分織り込まれていないので、下落はまだ続きそう。

年初来安値を更新した9月

9月も株価は低調で、2022年の年初来安値を更新する展開になっています。

さすがに大きく売られてきて、最近では「そろそろ買いだ」という声も聞こえています。ただ、上のグラフを見ると株価はまだ6月の安値を多少下回った程度です。

今の株価の下落はこの程度ではまだ止まらないと私は思っています。少なくとも、今回の今年から来年のどこかでアメリカの景気が悪化する中での株価の大底にはならないと思っています。

まだ底は遠いと考える理由

2022年の相場は実質金利が上がると米国株が下がってきたのですが、今の実質金利は6月の安値時よりもはるかに高い位置にあります。

なので、S&P500が6月の安値をちょっと下回ったくらいの程度で株安は収まらないと思います。

また、恐らく2023年には景気後退が不可避だと思われている中で、1年後の企業利益はまだまだ楽観的すぎる水準にあります。

次のグラフはRefinitivが集計したアナリストによるS&P500の一株利益予想ですが、直近で記録した最高値からまだ4%程度の下落しか見込んでいません。

以下の記事でも書いたように、景気後退が起これば20%や30%の一株利益の下落は簡単に起こるので、株価に景気後退による業績悪化はまだまだ織り込まれていないと見て良さそうです。

>>景気後退時の株価と一株利益の関係について

確かにこの1ヶ月の米国株は大きく売られてきたので、さすがにそろそろ小反発はしてもおかしくないですが、まだ今の下落の底はかなり遠いと感じています。

資産状況

最後に、現時点の資産状況をメモしておきます。

イギリスが一時的な金融緩和に動いた直後にアメリカもあとに続く恐れもあるのかと思い、一旦売りのポジション(正しくはベアETF)を利益確定させたため、現時点では現金が多めになっています。

その後のFRB高官の発言を聞いてると,アメリカはイギリスに追随するつもりはないようなので、どこかのタイミングで再び米国株の売りポジションを作ろうと思っています。

>>ブレイナード副議長、時期尚早な巻き戻し回避にFRBはコミット(ブルームバーグ)

2022年9月30日時点の資産額は$347,341(約5027万円)になっています。2022年になってからのリターンはドルベースでマイナス39%です。

この資産額には米国株の含み益20%分、暗号資産には含み益の55%は税金で取られるものとして除いてます。

税引前の資産額は$384,427(約5560万円)になっています。

2014年からの株資産推移

2014年の株資産の推移はこちらです。2018年9月以降は追加で入金していません。

上の図では直近のリターンが分かりにくいので、2020年以降のリターン(年初来リターン)の推移を拡大すると次のようになります。

上のグラフでは含み益にかかる税金をリターンから除外しているので、リターンは低めに算出されています。

資産構成

保有銘柄

このページの最後に、保有銘柄の一覧表を掲載します。

銘柄 シンボル 評価額(ドル)
ビットコイン BTC 182521
現金 102464
ノボノルディスク NVO 44563
イーサリアム ETH 7960
マクドナルド MCD 4256
P&G PG 2936
コカ・コーラ KO 2640

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