2月が終わったので、振り返りの記事を書いていきたいと思います。
この記事のポイント
- 資産は税引き後で8000万円を超えた。
- 株価は季節的に弱い時期に入っているにも関わらず、よく持ちこたえている。
- アメリカ経済の主軸を担う個人消費の伸びが鈍化している点、足元でインフレがやや加速している点には少し警戒が必要。
資産の増加
今月は資産を大きく伸ばすことができ、一安心できる月となりました。
資産額は$535,158(約8060万円)になっています。2024年になってからのリターンはドルベースで+21%で、日本円では1830万円増えました。
この金額は税金を考慮しているので、税引前なら資産額は1億2400万円で、年始からのリターンは3600万円になっています。
資産価格が伸びた要因はビットコインの価格上昇です。2022年に最高値から約80%の価格まで下落しましたが、それを乗り越えて保有を続けたビットコインホルダーの皆さん、おめでとうございます。
例によって途中で半値になるようなことも珍しくない資産なので、これからも深い谷のような下落に見舞われるでしょうが、来年2025年の途中まではまだ伸びる余地があると思います。
私もまだ保有を続けようと思います。
堅調でも油断できない米国株
また、この1ヶ月の株価も概ね順調だったと言えそうです。
先日も書いたように2月後半からの1ヶ月間の米国株の成績はあまり振るわないことが多いのですが、調子が下がりやすい時期でも今年は株価が耐えている印象があります。
ただ、いつも言うように油断は禁物だと思います。
アメリカ経済の実質GDP成長率は今もまだ高いですが、ややインフレ低下に助けられている印象があります。
企業の利益の源泉となる売上はインフレ込みの名目の個人消費に影響を受けますが、この名目個人消費の伸びは低下傾向が続いています。
この名目個人消費の伸びの鈍化が続くと、企業利益が思ったほど伸びずに株価が見直される恐れもあります。
根強いインフレ
もう一つのリスク要因はインフレです。最近数ヶ月はどうもインフレ圧力が増しているように見えます(下図)。
インフレ圧力が高いなら、利下げはできません。市場は6月にはFRBの利下げが始まり、それは株価にも良い影響を与えると期待していますが、その開始がインフレによっては遅れる可能性もありえます。
資産状況
最後に2024年2月末時点のポートフォリオを公開します。
資産額は$535,158(約8060万円)になっています。2024年になってからのリターンはドルベースで+21%です。
この資産額には米国株の含み益20%分、暗号資産には含み益の55%は税金で取られるものとして除いてます。なお、税引前の資産額は$825,577(約1億2400万円)です。
株資産推移
2014年からの資産の推移はこちらです。2018年9月以降は追加で入金していません。
資産構成
5年前に買ったビットコインを放置していたら、資産に占める暗号資産の割合がおかしなほど高くなってしまいました。
数年以内にビットコインが大きく上昇することがあれば、さすがに比率を調整しようかと思います。
保有銘柄
このページの最後に、保有銘柄の一覧表を掲載します。
銘柄 | シンボル | 評価額(ドル) |
---|---|---|
ビットコイン | BTC | 386515 |
超長期米国債 | TLT | 97983 |
現金 | – | 37965 |
イーサリアム | ETH | 12694 |