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【初心者向け】株は儲かるのか。投資歴10年以上の私の実績も公開します。

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このページでは、初心者向けに「株って儲かるのか?」という疑問に答えていきます。また私の実践した投資方法とその成績も公開します。

結論を言いますと、1年あたりはたいした金額儲かりませんが、長年積み上げていけばある程度まとまった金額の資産は築けます。

こちらのグラフは、実際に株を積み立てて投資するスタイルを始めた2013年から5年間ほどの私の資産額の変化です。


※グラフの資産額は日本円ではなく、米国ドルで表示しています。

2014年は約300万円でしたが、2019年には約3,000万円にまで株の資産が増やせていることがわかります。富裕層から見たら、大した金額ではありませんが、一般庶民の私からしたら、ちょっとした金額の資産です。

この記事では、これから投資を始めるまでに、株は儲かるのか知りたい読者にむけて、以下の疑問を解説して行きます。また、私がどうやって上のグラフのように資産を増やしたかも解説します。

  • 株は儲かるか。
  • たいして儲からないのに、長年続ければ資産が築けるとはどういうことか。
  • 株は誰でもできるのか。
  • 誰でもできるのに、株で資産が増やせる人が少ないのはなぜか。

株は思ったよりも儲からない

まず、一番に気になる「株は儲かるかどうか」ですが、残念ながら正直いうと儲けは大したことないです。

株の平均リターンは日本でも、世界でも7%前後だというデータがあります。

たとえば、今すぐに投資に回せるお金が10万円があっとしても、1年間株で運用しても平均して7千円くらいしか儲けられないです。1万すら儲けられません。

「え!?でもさっき、資産のグラフが右肩上がりにあがっていたじゃないか」という声が上がると思うので、そのカラクリもお答えしておきます。

そのカラクリの名前は、小中学校の家庭科の授業で聞いたことがあるかも知れません。「複利」というものです。

株は長年継続すれば、資産は築ける

株は複利で大きくなります。つまり、10万円を運用した場合に毎年7千円をもらえるのではなく、1年後は7000円、2年後は7500円・・・とリターンが少しずつ大きくなっていきます。

なので、株は1年間で儲かる金額はとても小さいですが、長いこと運用していけばいくほど、儲けは大きくなっていく仕組みがあります。

株で儲けたいという友人と話している時、よく聞くと「短期に楽して儲かりたい」という要望を持っていることが多いのですが、こうした希望を株で叶えるのは難しいです。

でも、長い時間をかけても資産を大きくしたいというなら、株を使った資産運用は都合が良さそうです。

株は誰にでもできる

そうはいっても、「でも、株って難しいでしょ?」という人はいます。でも、具体的に私が株で資産を増やした2013年から2019年にかけて、やったことは以下だけです。

  • 証券口座を開く
  • 頑張ってお金をためて、毎月株に投資をする。(私の場合は10万円)
  • 買った株は基本的に売らずに、配当金もボーナスでもらったお金も全て、株に投資。

最初の数年に買った銘柄も、コカコーラ、P&G、ビザ、マスターカード、フェイスブック、アマゾンなど誰もが知っている企業ばかりです。難しいことは何一つしていないです。(2019年は金や国債などの資産も買っていますが、それは3,000万円に達成した後の話です。)

私の場合は、同年代の平均給与よりも少ない金額しかもらっていませんが、なんとか毎月10万円投資していました。毎月10万も投資資金を準備するのができなかったので、ブログを書いたり、特許をとって会社から特許料をもらったりして、なんとか工面しています。

上で10万円分の株を買えば、毎年もらえる金額が増えるという「うちでの小づち」のような話をしましたが、私は毎月「うちでの小づち」をひたすらに作り続けた結果、資産はちゃんと増えていきました。それが冒頭で紹介したグラフです。

ただし、副業が会社で認められなかったりして、毎月10万も投資できない人も多いと思います。

その場合は、次のように毎月の投資金額3万円程度に抑えたとしても、30年で2,700万円ほど株の資産が築けます。

  • 証券口座を開く
  • 頑張って毎月3万円株に投資をする。
  • ボーナスは自由に使っていいけど、配当金だけは投資に回す。
  • これを30年間続ける

いくら投資したときに、何年後に、いくらの資産が築けるか、詳しい話は、こちらで解説していますので、あわせてご覧ください。

誰にでもできるのに、成功する人は少ない理由


ここまでの内容で特に難しい話はなかったと思います。

でも、「そんなに難しくないのになんで、株で成功している人がそんなに少ないんだ」という疑問が出てきます。

なんででしょうかね。たぶん、多くのまわりの投資家の多くが投資している日本株が長い間低迷していることが大きな理由だと思います。

一方で、私の場合は低迷する日本株ではなく、米国や世界の株で資産を増やしました。米国株はこの10年間は好調だったので、どんな株を持っても良いリターンを生み出してくれました。

直近10年間で平均+13.3%/年で上昇した米国株(※VTIという商品の価格です)

日本の株の平均リターンは130年ほど長期で見ると6.7%ですが、これから人口が減ってくることを考えるとこの先も日本株に7%の上昇を期待するのは難しいかもしれません。そう考えて私は、米国や世界の株を中心に2013年から投資しています。

最近は英語できなくもあまり不自由なく日本の証券会社で米国や世界の株が買えるので、これからは少しずつ海外株も見直されてくる気がしています。

誰でもできるが、誰もやらない

さて、株で成功する人が少ない理由で、もう一つ大事なことがあります。

多くの人が資産運用を学ぶだけで終わって、行動に起こさないからです。

ビジネス書を読んだとしても、実際に実行に移す人は1%くらいだと聞いたことがあります。また、試しにやってみた人の中で継続できる人もまた1%くらいだそうです。

株式投資をやる人も少なければ、継続して実践する人も少ないので、株の成功者が少ないのだと思います。

私の経験では、「学んでから、投資を実践する」のではなく、「投資を継続しながら、学ぶ」ほうが早く・深く習得できる気がしています。

なので、本当はもっとたくさんのこのブログの記事を読んでほしいのですが、この記事を読み終わったら、証券会社で実際に取引してみるのが一番です。

さきほどお話したように日本株の先行きが不安という場合は、海外の株も買える以下の証券会社で海外株取引をやってみると良いと思います。

このときのポイントですが、練習のための投資では、投資資金を全額使わずに何分の1かに抑えて投資することです。失敗しても良いように色々練習してみて下さい。数ヶ月やってみて感覚を掴んだら、少しずつ投資資金を増やしていくのが良いと思います。

もっと株について知りたいと言う人は、株の初心者向けのページを作成しましたので、あわせてご覧ください。

まとめ

この記事では、株で儲かるのかという疑問にお答えしました。この記事のポイントを最後にまとめておきます。

  • 株は1年だけのリターンを見ても、大して儲からない。
  • 複利で資産が増えるので、長い期間をかけて、投資し続ければ、ある程度まとまった資産を作ることができる。
  • 株を毎月追加購入して保有するだけの投資は、誰にもはじめられるお手軽な投資スタイル。
  • 日本は人口が減少傾向で経済が拡大していないので、日本株は今後伸び悩むかも知れない。世界の株にも視野を広げる必要あり。
  • 株で成功している人が少ないのは、実際に投資する人が少ないこと、さらに継続して結果を出す人はもっと少ないため。まずは、やってみることが第1歩。

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