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ウクライナとロシアの軍事的な緊張に対する投資スタンス

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最近は毎日ウクライナとロシアの対立についてニュースが飛び交っています。

株式市場やゴールドや原油などの商品先物市場もニュースに反応して動いているようにも見え、投資家も関心が高まっているようなので、この件に関してスタンスを短めに書きたいと思います。

この記事の結論は「ウクライナとロシアの進展を見たり予想したりして、株や商品を売ったり買ったりするつもりはない」という点です。

たしかに今後の行方によっては株価や商品価格に影響が出るのだと思いますが、私には政治家の心は読めないので少数の政治的リーダーの決断で状況が変わるようなあいまいなイベントに投資をするつもりはありません。

この一件が政策金利のように今後何年にも渡って米国株に重くのしかかる可能性はまだ考えていません。2022年で重要なのはあくまでも金利と景気だと思っています。

この記事のポイント

  • ウクライナとロシアの対立で市場の値動きが荒くなっているような印象があるが、この件は静観してやり過ごそうと思っている。
  • 投資家にとって2022年で重要なのは金利と景気。

この件に関する投資のスタンス


ウクライナとロシアの間で軍事的な緊張が高まっています。

そんな状況なので株式市場も荒い値動きをしており、17日のニューヨーク市場ではダウ平均が2022年初からもっとも大きな下げを記録したようです。

ただ、冒頭でも話をしたようにロシアとウクライナがどういう展開になるかを見たり、予想したりして投資の売り買いをするつもりはありません。

政治的なイベントは結局はリーダーたちの決断1つで変わるので、そんなあいまいなものは予想できず、少し進展があったことを確認して投資をしてもたいてい振り回されることになるので静観しています。

過去に2018年や2019年の米中貿易協議のニュースは私もかなり追いかけましたが、そのニュースを追いかけても何か投資で良い成績に結びついた気はしませんでした。

もちろん、ロシアとウクライナの緊張が高まっている間に、狙っていた銘柄が安くなったら買うことはあります。

でも、それは自分が買っても良いと思う株価に来たから買うのであって、ロシアがどういう行動に出たからと言って買うものではありません。

市場の動きは見るけれども、政治の動きはあまり気にしすぎないようにするつもりです。

悪影響は限定的か

それにロシアとウクライナの緊張は、これから何年も景気と株価を押し下げるようなイベントにはまだ見えていません。

一度引き上げたら何年も景気や株価を押し下げる政策金利のほうが、よっぽど株価に与える影響は大きいと見ています。

やはり2022年は金利と景気を注視する年になる気がしています。

もしも、ロシアとウクライナが大きな衝突に発展した場合には、資産価格や金利予想、経済指標にも数字になって現れるはずです。

なので、政治や軍事のニュースではなく、これらデータに注目して投資するだけで十分だと思っています。


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