このブログを書いている時点ではビットコインはやや下げています。
いつものように大きく上昇した後は20%から30%ほど下げることはあるかと思いますが、これでビットコインの上昇が終わったとは考えづらく、2024年のどこかで最高値を更新する可能性は高いと思われます。
幸いあと1ヶ月ほどで半減期と呼ばれるビットコインのイベントが予定されており、その後しばらくした後は力強い上昇がまだやってくるはずです。
この記事のポイント
- 半減期と呼ばれる新規ビットコインの供給量が半分になるイベンドが4年に1度予定されている。
- 供給が少なくなれば価格は上がるので、過去の半減期後には価格上昇が見られた。
- 次の半減期は来月下旬に予定されている。2024年はアメリカの景気後退さえ気をつければ、ビットコインは上昇すると予想。
2024年に上昇中のビットコインについて
1月にアメリカでビットコインETFが承認されてから、大口の投資家がビットコインETFを購入してビットコインに資金が流れています。
この需要の増加によって、ビットコインの価格は2024年1月から順調に上昇しています。
そして、まだこの上昇はしばらく続くだろうと思っています。
4月下旬には、4年に1度予定されている半減期というビットコインのイベントを控えているためです。
4年に一度の半減期とは
ビットコインの半減期がどういうものか、さらっとだけ触れておきます。
日々、世の中には新しいビットコインが生成されているのですが、4年に1度の半減期と呼ばれるタイミングが来ると、以降のビットコインの新規発行量は半分に制限されます。
ビットコインの供給が少なくなるので、この半減期を通過すると価格が上がりやすくなるという動きが見られます。
過去のビットコインの価格(赤線)と半減期(黄色点)を確認してみると、半減期を通過したビットコインは価格の上昇が起こっていることが確認できます。
そして、次の半減期は2024年4月下旬と見られています。
もちろん過去のデータ通りになるとは限りませんが、2024年4月20日前後にビットコインが次の半減期を迎えれば、価格の上昇が見られると期待する投資家は少なくないはずです。
さいごに
というわけで、1月のビットコインETF承認による需要増加と4月の半減期による供給減少の2つの力をつけて、2024年のビットコインはまだ価格が上昇するのではないかと考えています。
もしも、この動きに水を差す存在があるとしたら、アメリカの景気後退です。
前回半減期があった2020年では、半減期直前の3月にコロナ不況でビットコインの価格が一時的に半値になるような下落がありました。
いかに上昇要因が多い今年のビットコインといえども、景気の悪化が見られれば投資家が一斉に資金を引き上げて、ビットコインも価格を大きく下げるはずです。
最近はアメリカの失業率がじわりと上がってきており、2024年か2025年にかけてビットコインの価格が上昇している最中に景気後退になってしまうと、せっかくの4年に1度の価格上昇期が台無しになってしまわないかと少し気になっています。