【2019年3Q】ネットフリックス、予想を超える利益で株価上昇。

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ディズニー+,やアップルTV+などの強力なライバルが出現する前、最後のネットフリックス決算はまずますの結果でした。決算の結果を受けて、株価は時間外で一時期10%超えの上昇を見せています。

年々動画ストリーミングサービスは競争の激しさを増していますが、ネットフリックスはこの業界で最後まで残ってトップの座に君臨するプレイヤーだと思って注目しています。今は新規参入プレイヤーにユーザを奪われるリスクと戦っているので、逆風が吹いていますが、もう一度ネットフリックスの大量で室の高いコンテンツが見直される時期が必ず来ると思って見ています。

直近の決算

2019年3Qのネットフリックスは米国の有料会員数の予想は下回ったものの、前期は予想外に減少に転じたアメリカでの有料会員数はちゃんと増加に転じました。また、利益、売上、海外の会員数増加もちゃんと予想を超えてきました。

  • 一株利益:1.04ドル予想を上回る1.47ドル
  • 売上予想と一致する52.5億ドル(前年比+31.3%)
  • 米国会員増加:80.2万人増予想を下回る51.7万人増
  • 世界会員増加:605万人増予想を上回る626万人増

会員数の伸びの鈍化を単価引き上げで補う

ネットフリックスは米国での会員数の伸びの鈍化が叫ばれていますが、月額の会員費を上昇させることで売上の成長を補っている構図があります。そして、この作戦がどこまで続くかはわかりませんが、今のうまく言っているように見えます。

直近の数四半期の会員数の伸びを見ても鈍化していることがわかります。

単位:100万人 会員数 前年比
3Q18 130.42 25%
4Q18 139.26 26%
1Q19 148.86 25%
2Q19 151.56 22%
3Q19 158.33 21%

しかし、度重なる値上げの効果もあって、売上は順調に増加しています。

単位:100万ドル 売上 前年比
3Q18 3,999 34%
4Q18 4,187 27%
1Q19 4,521 22%
2Q19 4,923 26%
3Q19 5,245 31%

数社独占の状態へ移行する動画ストリーミングサービス

私は、年々過激さを増す動画ストリーミングサービス業界の様子が、2010年代半ばのクラウドコンピューティングの競争と似ている気がしています。Amazon、グーグル、マイクロソフト、IBMなどがこぞって各社似たサービスを提供して、競争していました。

近年こそ、動画ストリーミングサービスもオリジナルコンテンツに力を入れて各社特徴を持ち始めていますが、少し前まではネットフリックスもamazonもhuluも同じようなコンテンツを提供している印象がありました。

先行して繰り広げられていたクラウドの覇権争いは、結局はAmazonとマイクロソフトの2強で両者が市場のパイを分け合う構図になりつつあります。動画ストリーミングサービスも結局は数社が利益を分け合う構図になると思っています。

そうなったときに、強いのは圧倒的な予算をかけてユーザが見きれないような大量なコンテンツを量産しているネットフリックス、それと動画だけでない収益モデルをもつAmazonプライム、それに規模はそこまで大きくないものの幅広くユーザに作品が愛されるディズニー+の3社くらいです。

競争のはてに動画ストリーミングサービスはどこに向かうか

更にその後の話をすると、また動画ストリーミングサービスとしては、少し毛色が違いますが、Youtuberなどの経済圏も作り、さらにストリーミングゲームの機能を備えて、ゲーム制作者、ゲーム動画配信者、ゲーム動画を見る人をつなげ始めたYoutubeはこの分野は強力なライバルになると思います。

現時点では動画ストリーミングサービス提供会社は主に動画だけを配信していますが、youtubeのようにお金になる経済圏を作り、チャネルを通じでコミュニティのようなユーザとのつながりを持ち始めると強力なプラットフォームになると思っています。

将来的に動画ストリーミングの主流がこの流れになってしまうと、ネットフリックスの懸念点としては、この分野ではグーグルが先行しているように見えることです。


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