株以外の資産を運用して得た気づき。株100%の運用との使い分けについて。

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初めて株以外の資産も同時に運用して

2019年から株100%の資産ではなく、国債や金など株ではない資産を持ち始めました。それから8月には、資産ごとに理想とする保有率についても検討して、それに向けてポートフォリオの調整を始めました。

【投資方針】次の不況を耐える新ポートフォリオを考案しました。

つまり、「株以外の資産を保有」し、「資産の保有比率を決めて定期的に、保有比率を修正(リバランス)かける」という2つを始めつつあるのですが、ポートフォリオを勉強した時、さらに実際に始めてみてからわかったことがいくつかありますので、箇条書きで列挙したいと思います。

複数資産の同時運用の気づき

  • ある1つの資産が右肩上がりにあがる場合は、資産をバランス良く配分したポートフォリオのリターンはそれほど大きくならない。例えば、株だけ右肩上がりに上がっていく相場では、バランスされたポートフォリオは株だけのポートフォリオよりもだいぶリターンが劣る。
  • 逆に、資産をバランスよく配分した場合のポートフォリオが強いのは、資産ごとに変動が激しい場合。例えば、数ヶ月に渡る株価の上昇と下落がおきて元の価格に戻った場合でも、株価上昇時のどこかで膨らんだ株価を一部売却して、他の資産に移す操作(リバランス)をしていれば、株価がもとに戻っていても資産が増える。
  • リバランスはリターンの源泉になる。
  • ただし、リバランスはリターンとリスクのトレードオフにある。リバランスを高い頻度でやれば、資産額の変動が大きくなってリスクが減るが、リターンも減る。一方で、リバランスの頻度を減らせば、リターンは増えるものの、資産額の変動が激しくなってリスクも増える。
  • 株と連動しない資産があるほど、資産ごとの変動とリバランスで資産を増やす機会が増える。株と反対の動きをする傾向がちょくちょく見られる国債は株と一緒に持っておくと、リバランスで儲ける機会が多そう。
  • 株・金・商品はあらゆる資産の中でも価格の変動が高いほうに位置する。逆に、国債などの債権は価格変動が小さい。不況時や景気後退前と思われるときには、株価・金・商品の大きな価格下落をカバーしてくれるような国債・債権を混ぜて、全体の変動を小さくすることが良さそう。
  • 株価は上がっても下がっても、どちらでも良いと考えるようになった。体験談として、国債(40%)・株(40%)・金(10%)・ビットコイン(10%)で運用してみたが、株が上がればある期間で売ってリバランスすれば儲けになるし、株が下がれば比率が高くなった他の一部を売って、割引された株を買えると思えるようになった。この余裕は、国債の価格の安定感から得られている(気がしています)。
  • あらゆる資産の中で、リターンが大きいのは株。長期的には、他の資産をバランス良く組み合わせるよりも、株だけを保有していたほうがリターンは大きくなる。つまり、通常時は株メインの投資でよく、下落耐性の高いバランス型ポートフォリオは株価下落が近い景気サイクルの中盤から終盤にかけてなら効果を発揮しそう

この中で、一番大事だなと思ったのは最後に上げた、「株」vs「バランス資産」の話です。やはり、長期的には株にかなわないです。一方で、景気サイクルの後半であれば、株だけよりもバランス型のポートフォリオのほうが、安定感が優れていて資産を減少を防げます。

景気サイクルの後半という判断が難しいところですが、長期投資家の目線で言えば「FRBが利下げなどの景気対策を打ち出してから」が景気サイクルの中盤から後半だと思われます。その時期だけは、バランス型のポートフォリオに変更するのも、一つの投資の手段としてアリだなと感じています。