「ワクチン承認前の最後のコロナ流行」を見越した投資

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ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンが最終試験で良好な結果の報道もあり、今後の投資はコロナでダメージを負った株が上昇の牽引役になっていく考えが市場で広まっているのを感じます。

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ただし、この考え方は今後数ヶ月は少しだけ注意が必要です。

半年後から1年後を見越した視点はこの考え方で良いと思いますが、目先の数ヶ月は拡大を抑えられなくなってきた新型コロナウイルスの影響を受けて、コロナでダメージを受ける銘柄はまだ低迷するかも知れません。

短期的な視点に立てば、あと数ヶ月は売らずに下落する株に耐える必要がありそうです。

また、この冬はワクチン接種前の最後の新型コロナウイルスの流行になるはずなので、コロナの恩恵を受けてきた銘柄はここが最後の上昇局面になるかも知れません。

この読みがあっているなら、今起こりつつある感染拡大の影響のピークを過ぎたタイミングが、コロナの恩恵を受ける銘柄からコロナでダメージを負った銘柄にスイッチする時だと思います。

この記事のポイント

  • ワクチンの開発が進み、新型コロナウイルスで経済が長い期間ダメージを受ける恐れは減ってきた。中期的な目線ではコロナでダメージを負った業界・銘柄に投資して、来年以降の景気回復の波に乗るプランが良さそう。
  • しかし、ワクチンを摂取して免疫を獲得するまでに、超えなければならない新型コロナウイルスの流行が眼前に迫っている。アメリカの多数の都市で都市封鎖が起こる場合には、コロナでダメージ負った銘柄は短期的には(あと数ヶ月は)株価下落を耐えなければならないかも知れない。
  • 恐らく、2020年冬から2021年春までがワクチン承認前の最後の新型コロナウイルスの流行期になる。保有しているコロナの恩恵を受ける銘柄は、今回の流行のピークを過ぎたらコロナでダメージを負った銘柄にシフトするのも手。

広がる新型コロナウイルスの感染拡大


最近のアメリカの新規感染者数は、目を見張るほど急増しています。

つい先日、1日10万人の新規感染者数を突破したと書いた気がするのですが、今や1日で14万人も感染者が増えています。

上のグラフで7日間平均値(青線)を見ても、感染拡大の勢いが衰えている印象はありません。最悪期はまだこれからやってくるのでしょう。

そんな中、アメリカもシカゴなどで外出の自粛を呼びかける動きが出ています。シカゴ市長は、通勤・通学や買い物以外の外出を控えるように呼びかけているようです。

>> シカゴ市長、コロナ感染拡大で住民に感謝祭の予定キャンセルとステイホームを求める(CNBC:英語記事)

こうした動きが各都市に広がると、経済と株価への影響がこの冬も出てくると思われます。

ワクチン前最後の流行を見据えた投資


恐らく北半球の世界の人々にとっては、この冬がワクチンで免疫を獲得する前の最後の新型コロナウイルスの流行になると思います。

「ワクチン承認前の最後の流行」を意識して、今後の投資を考えていこうかなと思っています。具体的には以下のようにします。

今後の投資について

  • 新型コロナウイルスの流行で恩恵を受ける銘柄は、この冬の新型コロナウイルス流行のピークを過ぎたら保有を減少させる。
  • この売却で得た資金は、2021年からの景気回復に期待してコロナでダメージを受けた株の購入にあてる。
  • 既に保有しているコロナでダメージを受けた株は、株価が下落してもそのまま保有を続ける。(株の下落途中に、政府や中央銀行の追加の景気対策があることを祈る)

2021年にワクチンの接種が始まって、世界がコロナの収束に向かいはじめ、コロナでダメージを受けた株と景気の回復があることを前提にしています。

ワクチンの最終試験の結果を一部でも明かしているのはファイザーくらいですが、ロシアのワクチンもデータが少なく信憑性が薄いものの、高い有効性があったと発表しています。

ロシア国産コロナワクチンの有効性は「92%」、中国も治験順調と(ロイター)

開発中のワクチンがアメリカでどれも承認されないシナリオはまだ考えられますが、複数社で効果があるものが作られているので、何かしらのワクチンが承認される可能性は高まっています。

そうなれば、景気回復の恩恵を一番受けやすいのは株です。既に米国株全体はやや割高ではありますが、一部のハイテクを除けば、国債よりはまだ相対的には安いので、上昇する余地はあると思っています。


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