【FOMC】アメリカは低金利を維持。発表内容まとめと考えたこと。

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アメリカの金融政策を決める会議(FOMC)が9月15-16日に行われました。

特別大きなサブライズはありませんでしたが、新型コロナウイルスのダメージから経済が本格回復するまでの数年は投資家に嬉しいゼロ金利が維持されると受け取れる内容だったので、投資家の間では安心感が広がりました。

同じ日にハイテク銘柄は株価を下げたようですが、今までの上昇幅に比べれば大きな下げではないので、上がりすぎた株価の調整が健全な範囲で起こったのだと思います。

FOMC後に公開される声明文や資料を見ると、アメリカ中央銀行の経済の専門家たちが「今の景気をどのようにみているか」、「どんな見通しを持っているのか」などの重要な意見も提供してくれているので、この記事で紹介をします。

この記事のポイント

  • FOMCの声明文や発表資料から、アメリカ経済の現状と見通しをまとめた。
  • 雇用やインフレ率の回復には時間がかかり、完全回復は2023年頃の見通し。それまではゼロ金利が続く模様。
  • ウイルスの再流行に気をつけつつ、引き続き割高な銘柄を避けながら米国株の保有比率を少しずつ高めていくのが良さそう。インフレ率も上昇が緩やかなようなので、インフレ対策のゴールドや不動産への投資もまだ優先順位は高くない。

今後ウイルスが再流行してしまうリスクはありますが、2023年までは時間がかかりつつも緩やかに経済は回復に向かうようなので、引き続き割高な銘柄を避けながら、米国株への投資を増やして良さそうです。

また、インフレ率は2023年まで2%を下回る予想なので、インフレ対策のゴールドや不動産の投資の優先順位を引き上げる必要もなさそうです。専門家の予想が外れた場合を見越して、一部保有する程度で良いかなと思っています。

FOMCの要点


2020年9月のFOMCの要点をさらっと見ていきましょう。

2020年9月FOMCの声明文ポイント

  • 【現状認識】:新型コロナ流行後、経済は急速にしぼんで失業率が悪化した。景気刺激策の効果もあり、金融の状況は改善が見られるが、需要減と原油安で物価の伸びは抑えられている。
  • 【リスク】:今後のウイルスの動向しだいで、短期的に経済・雇用・インフレのさらなる悪化もありえる。その場合、中期的な経済見通しも大きく悪化する。
  • 【対応策】:今の状況を乗り切ったと確信できるまで(雇用最大化と物価2%超えで安定するまで)、数年間ゼロ金利を続ける。国債や不動産ローン証券の買い入れも現状の規模を維持。短期市場(レポ)への資金供給も実施。
  • 【見通し】:2020年の米国GDP成長率予想は-6.5%から-3.7%に引き上げ。コロナ前の水準の失業率4%&インフレ率2%が達成されるのは2023年予想で、それまでゼロ金利維持される見通し。

FOMCを受けて考えたこと・雑感


今回のFOMCはほとんどが予想通りの内容で、大きな影響はなさそうです。

FOMCの内容を受けて考えたことをつらつらと書くと、以下の3点になります。

  • 【株式市場】:今後数年間のゼロ金利維持が確認できた点は、株価にとってプラス。ただし、既に最高値圏にある銘柄は利益上昇を伴わない株価の過熱に注意。
  • 【経済】:雇用とインフレは2023年にようやくコロナ前の水準に復帰。ウイルス再流行のリスクはあるが、基本的にはゆるく回復基調が続くので、コロナでダメージを負って回復が期待できる銘柄への投資が良さそう。
  • 【インフレ】:物価2%達成は2023年なので、しばらくインフレ率は上がらない。インフレ対策のゴールドや不動産の優先度はまだ高くなくて大丈夫そう。

基本的には、今後もゆっくりと米国株に追加投資していく姿勢に変化はありません。

既に全般的にやや割高な傾向が見られる米国株へ投資金額を増やしていくのは勇気がいりますが、高値に見える銘柄を避けて投資することで、下落時のダメージをできるだけ和らげるようにしたいと思います。


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