【編集後記】2019/2/12 本日の振り返り

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今日は3つの記事を書きました。このブログでは初めての試みですが、記事には書ききれなかったことや話足りないことを、この編集後記の中で書いていこうと思います。

いつもよりラフな口調ですが、お楽しみください。

本日の記事:

実はすごい、IBMのAI開発能力

先週からこのディベートAIについてかいてますが、IBMのデモで、数年ぶりにすごいなと関心しました。

IBMディベートAI、惜しくもチャンピョンに敗れる。

今まで時代の先端を行く製品紹介デモンストレーションで感動したのは、スティーブ・ジョブズが生きていた時代のアップルの新製品発表会、そして去年のGoogleが公開したAIが人間の店員さんに予約の電話をかけるデモくらいですが、今回のIBMのディベートAIはそれらに近い感動を覚えました。

「やれば、できるじないかIBM!」と。

ただし、この企業の欠点は、圧倒的に専門性が高い研究者・開発者たちが作った技術をもっとも残念な製品やサービスで売ることなんです。

(この表現はちょっといいすぎでしょうか。まあいいでしょう、僕も株主ですし。)

残念な製品・サービスの絶好の例は、記事にも書きましたが、クイズ・チャンピョンを破ったWatsonで培った技術を、すごい細かいたくさんの機能に分解してクラウドで提供したことです。

そのおかげで、とても細かいカスタマイズも可能になるのですが、もう設定が大変すぎてクイズが回答できるワトソンなんて自分で組み上げようもんなら、果てしない作業が待っていたりします。もはや、その道のプロでないと難しい作業が必要です。

なぜ、そのような一部の人しかわからないような製品を作ってしまうかというと、IBMのもともとのビジネス構造が原因になっています。IBMがクラウドビジネスを始める以前、IBMが作った製品は基本的にIBMが抱えるエンジニアやパートナー企業が顧客のマシンルームに構築することが多かったのです。そして、顧客が製品代金だけでなく、その構築・設定・運用・保守までの契約を勝ち取っていたので、製品を使う人はいつもその道のプロ(IBMのエンジニアと教育を受けたパートナー企業)だったのです。

ただ、クラウドで提供するとなった場合に、製品を使う人間がその道のプロではなく、顧客企業のエンジニアに変わりますが、その道のプロでない人にも使いやすい製品を今まで作り慣れていないIBMの悪い癖がでてしまっているのが、クラウドの不振にも繋がっています。

つまり、IBMの製品には顧客目線が足りていないのです。とても基本的で大事なことが欠けているために、近年クラウドビジネスで苦戦しているように思えます。

電子決済に希望の光をみるアップル

最近は、気がつくとアップルの記事を書いています。

モバイル決済実績No1、存在感強めるApple Pay。

iPhoneの次の打ち手は?詳細に読み解くアップル2019年1Q決算

[更新]アップル・ショック、その本質はiPhoneの販売不振と買換え周期の長期化。

私の保有銘柄の中ではアップルはかなり少ない額しか投資していないので、そこまでこの企業に力を入れる必要もないと思うのですが、どうも私はこの会社が好きなようです。

人生初の海外出張でサンフランシスコに行った際に、休日にわざわざクパチーノに出向いてアップル本社の1階のお土産屋さんに行ったことも良い思い出です。そこで買ったりんごのロゴ入りの使いにくいペンと、娘に買ったピンクのTシャツは思い出の品になっています。

スティーブ・ジョブズが生きていた頃、まだ学生時代だった私は毎年の新商品発表が楽しみで仕方ありませんでした。夜遅くまで起きて、何が発表されたのか追っていたのが、懐かしいです。

あれからずいぶんと立ちました。アップルにかかっていた魔法はだいぶ解けてしまった気がします。iPhoneの売上も成長が止まり、これからはいよいよiPhone以外の収益の柱を確立しないといけません。この1-2年が本当に正念場だと思います。

ただし、悲観的な見方をしながら、同時に私はアップルの株を買うタイミングをずっと待っています。スティーブ・ジョブズが去ってから、iPhoneの魅力はかげりました。そのままで売上が落ちるかと思いましたが、ずっと順調に株価を上げてきたティム・クックの手腕は想像以上でした。

ずっとアップルの株を買いそびれてしまって、今まで来ています。今後、iPhoneの売上が止まっても、決済のアップルペイ、映像コンテンツのiTunes、広告ビジネスのApple Search Adsなどのサービス事業が起動に乗ることができれば、そのときこそ買いタイミングです。

ビジネスモデルが変化するタイミングが企業にとっても、投資家にとっても一番先が読みにくい難しい時期ですが、アップルにはなんとかこの苦境を超えていって欲しいと思います。

ビザ・マスターカードは順調

電子決済の要。時代がビザ・マスターカードに味方する。

現時点では、ほぼ何も心配ないのはビザ・マスターカードです。この2社は、記事にも書いたように本当に時代の波にうまく乗ったと思います。

ただし、くれぐれも新技術だけには注意してください。また、仮想通貨やその他の手数料収入が安い新サービスが出てこようものなら、今の高い利益率が一気に脅かされることになる恐れがあるため、それだけは注意したいと思います。