「株の個別銘柄で、何が重要だろう」と考えると、分散投資もかなり捨てがたいですが、やはり銘柄選択が候補にあがってくると思います。
銘柄選択の基準は、毎年売上も利益もちゃんと上げている企業だったり、ROEが一定以上あったりと、人によってさまざまです。
どれが正しいという正解があるわけではないのですが、私は銘柄選択ではとりわけ「経済的な濠があるかどうか」をかなり優先して考えています。
経済的な濠があるかどうかを、私の中ではかなり重要視しているにも関わず、このブログの経済的な濠の解説記事が少し雑な作りだったので、今回しっかりと書き直しました。
経済的な濠とは何か。【バフェットも注目する投資の原則を解説】
バフェットも注目している「経済的な濠」とは何でしょうか。このブログの記事でも「経済的な濠」という単語は度々登場しており既に知っている方多いと思いますが、ここで改めてご紹介します。
変更点としては、経済的な濠が重要だと考えている理由をしっかりと触れるようにしています。その理由は次の3点です。
- 経済的な濠が深い企業は、他社が真似できないビジネス・売り方ができる。
- 他社が真似できない場合、類似商品が世の中に溢れないので、値引き競争などが起こりにくく長期的に価格・利益を高く維持できる。
- 株価は一株利益に比例するので、長期に高い利益率を維持できる企業の株は上がりやすい。
詳しくは上記記事をご覧ください。
今後の1ヶ月程度の記事の方針について
そして、お気づきかもしれませんが、最近このブログでは書き方を変えています。
このブログでは、一見株に関係ない「アップルのワイヤレスイヤホンがヒットしている」などの記事も上げているため、技術ネタを求めてやってくる人も少しずつ増えてきています。
こうした人達が投資を始めるきっかけになってくれるように、今後しばらくは「投資初心者向けの記事」と「初心者から中級者にレベルアップするためには、どんな知識・経験を積むと良いか」などの、ノウハウ記事を集中的に書いてまめていきたいと思っています。
今までのテイストの経済動向や企業の最新の取り組み記事もアップしますが、企業の決算の動きが激しくなる1月までにノウハウ記事はある程度書ききっていこうと思います。