世界初マイナス金利の住宅ローン、10年で金利マイナス0.5%

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住宅を購入したことある人はなら誰もが、何十年に渡って支払う利息総額の大きさに驚いたことがあると思います。少しでも住宅ローン金利が低いところで買いたいと、熱心に情報を集めたことがある人も多いでしょう。

そんなに人にとって、驚きのニュースが入ってきました。

デンマークの銀行ユスケ・バンクは金利マイナス0.5%の10年の住宅ローンが発表し、世界で初めてマイナスの金利の住宅ローンが発売されることになりました。

Danish bank launches world’s first negative interest rate mortgage(Guardian)

通常、住宅ローンを組んだ場合には借りた金額の返済に加えて、利息分の支払いをしなければいけません。しかし、マイナス金利の場合は、借りた金額からマイナス金利の分を差し引いた額だけ返済すれば良くなります。

2007年の世界金融危機の影響を受けて、ヨーロッパの中央銀行を中心に、多くの国でマイナス金利の政策が導入されてきました。

中でもデンマーク国立銀行は2012年7月に世界で初めてマイナスの政策金利を導入してニュースになりましたが、それから7年、住宅ローン金利でも世界初のマイナス金利を発表しています。

ユスケバンクの金利設定は10年でマイナス0.5%、20年固定でもゼロ%、30年固定で0.5%となっています。

背景にある長期国債金利の急低下

住宅ローン金利をマイナスにした背景には、デンマークの国債金利の大幅な低下があります。デンマークは2019年5月に10年国債金利が0%を下回ってから、3ヶ月間とどまることなく国債利回りが急激に低下しています。

2019年は多くのヨーロッパの国々の成長が鈍化しており、景気後退入りする懸念から、安全な資産の国債が次々をかわれています。国債は買われれば買われるほど利回りが低下しするため、デンマークの10年国債利回りはゼロを下回ってついにはマイナスになっています。

2019年8月時点のデンマークの国債利回りは、スイスやドイツと並んで世界的有数のマイナス幅の大きさを記録しています。こうした背景から、ついに今まで明けられることのなかった住宅ローンマイナス金利の扉が開かれたようです。

参考:世界の国債 – Investing.com


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