適正価格を使って、自分の株資産の伸びしろを確認してみた。

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先日の記事で、株の理論的な価値(適正価格)を算出してくれるサイトとしてGuruFocusを紹介しました。

この記事では、GuruFocusのサイトで紹介されている適正価格通りに株価が動くなら、私の株資産は1年後の2021年12月までにいくらになるのかという、一種の”お遊び”をやってみたいと思います。

“お遊び”と言っている理由は、実際の価格が適正価格通りになることはあまりないので、適正価格を元に2021年末までの株資産の額を算出しても全然当てにならないからです。

自分で適正価格を算出したことがある人はよくご存知だと思いますが、算出の前提(業績予想や割引率など)が少しでも変わってしまうと適正価格は大きくズレます。

「もしも適正価格通りに株価が動くなら」という狸の皮算用ではありますが、自分のポートフォリオが今後1年でどれだけ伸びる余地があるのかを点検してみたいと思います。

この記事のポイント

  • 2021年末に株価が適正価格通りになったとして、自分の今保有している株資産がどれだけ伸びるのかを算出したところ、約5%伸びることがわかった(配当込みのリターンなら約6%台半ば)。
  • ただし、実際の価格が適正価格通りになることはあまり無いため、結果を過度に心配しなくても良さそう。現在保有率の高い銘柄で、伸びしろが少なくなっていないかを点検する分には使える。

GuruFocusでの適正価格の見方について


GuruFocusでの適正価格の見方をFacebookを例におさらいしておきます。

まず、GuruFocusのサイトでFacebookの分析ページ(Summaryタブ:サマリーのタブ)を表示します。

GuruFocusのFcabook分析ページ(Summayタブ)を開く

上のリンクを開くと以下のようなグラフが表示されると思いますが、グラフの線をさらにクリックすると適正価格を確認することができます。

2020年12月末時のポートフォリオのリターン


さて、GuruFocusが提供している適正価格の確認の仕方がわかったところで、株価が適正価格通りに動いた場合に、次に自分の保有銘柄が2021年末までにどれくらい伸びるのかを調べていきます。

私は保有している株資産は、この記事を書いている時点で24銘柄あるのですが、それぞれどれくらい伸びしろがあるのかを調べた結果がこちらです。

銘柄 保有比率 21年末適正価格 現在の株価からの上昇余地
ノボノルディスク 28.0% 69.23 0.8%
マクドナルド 7.8% 195.05 -13.9%
アルファベット 5.8% 1734.16 18.8%
ジョンソン&ジョンソン 5.5% 150.69 1.9%
ウォルト・ディズニー 5.4% 123.03 0.1%
アマゾン 5.1% 3272.00 2.4%
マイクロソフト 5.0% 169.36 -19.3%
サウスウエスト航空 4.5% 40.48 4.9%
JPモルガンチェース 4.0% 131.11 31.5%
ネットフリックス 3.8% 614.95 15.0%
P&G 2.8% 109.94 -21.9%
ブラックロック 2.4% 565.29 -4.5%
ノースロップグラマン 2.3% 414.94 32.2%
ウォルマート 2.2% 117.86 -16.3%
ロッキードマーティン 2.1% 444.15 16.0%
シェブロン 2.1% 87.06 18.0%
フェイスブック 2.1% 327.31 26.8%
コカ・コーラ 2.0% 49.72 0.3%
エクソンモービル 1.9% 53.59 60.0%
3M 1.9% 203.98 22.5%
ハイアットホテルズ 1.6% 73.19 28.1%
アメリカンエキスプレス 0.8% 158.31 53.1%
ビザ 0.8% 197.45 -2.5%
ウェルスファーゴ 0.2% 48.51 95.5%
ポートフォリオ全体 100% 5.0%

もしも2021年末にGuruFocusの適正価格通りになるなら、私の株資産は全体で5.0%上昇するようです。

う〜む。正直、微妙ですね。

配当金を加算したとしても、リターンは6%台半ばにとどまるので、1年後の投資のリターンとしては物足りないです。

「GuruFocusの適正価格通りになるなら」という前提はおそらく実現しない未来なので、過度に心配する必要はないですが、少し反省する点もありそうです。

2020年の株のリターンはわりと順調に来たので、これからは少しテコ入れが必要なのかも知れません。最近購入した銘柄は伸びしろが大きものが多いですが、それらの銘柄はまだ十分な割合になっていない点にも気づかされます。

考える良いきっかけになりました。

最後に


この記事では、適正価格を調べて、自分の株資産の伸びしろがどれほどあるのかを計算してみました。

ただし、冒頭でも話したとおり、あくまでもこれは遊びです。現在の価格が適正価格から大きくハズレている銘柄が多いことから見ても、株価が適正価格通りに動くことはあまりありません。

また、今回は約1年後の2021年の適正価格で期待リターンを検証しましたが、1年以上先を見据えた投資もかなり行っているので、その分は今回の検証では効果を図りきれていません。

ただし、実際にやってみると「保有比率が大きい銘柄の伸びしろが小さいかも知れない」など、気づきが得られました。


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