ウォーレン・バフェットが「バークシャー・ハサウェイはAmazon株を購入した」と発言したと、CNBCが伝えています。
Berkshire Hathaway has been buying shares of Amazon, Warren Buffett says
ただし、ウォーレン・バフェット本人は、Amazon株購入には携わっていないとのことです。バークシャー・ハサウェイの中で資金を管理するメンバーの一人が、4月にいくらかのAmazon株を購入したとのことです。CNBCによるとAmazon株購入に踏み切ったのは、Todd CombsかTed Weschlerとのことで、両名はバークシャー・ハサウェイで130億ドル以上の株式を運用しています。
かねてから、バフェットはAmazonとCEOのジェフ・ベゾスに大変好意的で、かつてAmazon株への投資について質問を受けた時には、Amazon株に投資してこなかったことを悔やんでいる旨の発言をしています。
Amazonの株は過去十年間で年率37.37%で成長しており、10年間保有した場合のリターンは20倍を超えます。
バークシャー・ハサウェイが購入する銘柄は、他の世界中の投資が追随して購入する傾向があります。今回のAmazon株はバフェットが判断したものではないものの、かつてはIT銘柄に投資しないと公言していたバフェットが率いるバークシャー・ハサウェイがAmazon株購入に踏み切ったことは、世界中の個人投資家に少なからず影響を与えるものと思われます。