アップルカード、米国で発行開始。決済サービス企業へと進化を遂げるアップル。

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Appleのクレジットカードのアップルカードの発行がアメリカで始まったようです。

Appleは2019年に4つの目玉のサービスを提供予定ですが、第1弾のニュース・雑誌購読サービスのアップルニュース+に続き、第2弾のアップルカード発行がいよいよ開始される事になりました。

このアップルカードで、アップルはまた更に決済サービス企業へと進化を遂げることになります。

  • アップルニュース+(ニュース定額制サービス):2019年3月末に米国で開始済み
  • アップルカード(アップルのクレジットカード):2019年8月に米国で開始済み
  • アップルアーケード(ゲーム定額制サービス):2019年秋開始予定
  • アップルTV+(動画配信定額制サービス):2019年秋開始予定

2019年のAppleの目玉サービス4つの詳細は:アップル、ニュース・ゲーム・映画の定額制サービスとクレジットカードを発表。(NEWS CARAVAN)

ちなみに日本でもApple Cardの商標登録が出願されているので、日本でもこのサービスは開始される可能性が高いです。

参考サイト:○○Payで騒いでる場合じゃない? 日本でも「Apple Card」の商標登録が出願されました(ギズモード)

決済サービス企業化するアップル

「アップルカードってただのクレジットカードでしょ?」と思っていると少し、本質を見誤ってしまう可能性があります。

4つのサービスの中でも、ひときわ注目度が高いのはアップルTV+とアップルカードです。

このうち動画配信サービスのアップルTV+はネットフリックス、ディスニーなどコンテンツ業界の王者ともろにぶつかり合うのに対して、アップルのクレジットカードはアップルファンの心をくすぐって、近年急成長しているアップルの決済サービスの利用を加速させる効果があります。

2019年第2四半期の決算報告では、アップルの決済サービスのApple Payがすでに毎月10億件の取引数があることが公表されました。前年比約2倍で成長しており、ライバルのPayPalよりも多くの新規ユーザーを獲得しているだけでなく、月ごとの取引数もPayPalの4倍の速さで成長していると言います。

ただiPhoneを使ったApple Payの決済に対応していない実店舗も、まだまだ存在するのも事実です。そうした店舗でもアップルが決済方法を提供するのが、カードタイプのクレジットカード「アップルカード」です。

アップルは決済サービス企業としても名乗りを上げていますが、その動きを更に加速させるためのサービスがアップルカードです。

ファンの心をくすぐるアップルカード

さて、お伝えしたかったアップルカードの重要性は既にお話しました。

ここからは余った時間で、ユーザ目線でアップルカードの魅力がいまいちわからない人に向けて、アップルファン歴も15年とそこそこ長くなってきた私が、アップルカードの魅力を3点に絞ってお伝えします。

アップルカードの魅力は「デザイン」「キャッシュバック」「お金の可視化」です。この3点について、アップルカードを既に知っている人にも飽きないように小ネタもはさみつつ、お話します。

洗練されたシンプルなデザイン

まずデザインについてですが、こちらは無駄のないシンプルなチタンカードになっています。

アップルにとって、何よりも重要な要素は「シンプルさ」です。無駄なものを徹底的に削ぎ落として本質を追求したシンプルなカードは、前CEOのスティーブジョブスがいかにも好みそうなデザインです。

無駄なものは削ぎ落とす方針なので、カードにはクレジットカード番号も印刷されていません。

当然ですね。支払いに必要な情報が印刷されていたら、簡単に悪用されてしまいます。サイトへの会員登録などでクレジットカード番号を打ち込む必要があるときには、カード番号をiPhoneなどで確認できる様になっています。

嬉しい!使いやすい!キャッシュバック

アップルカードの次の魅力はキャッシュバックです。アップルカードを使った支払いには1%のキャッシュバックが受けられます。また、アップルカードを登録したApplePayでの買い物については2%、アップルストアでの買い物であれば3%のキャッシュバックがつきます。

日本と違い、アメリカでは5%のポイント還元をするカードもあるので、そこまで大きな還元率ではありませんが、ポイントになるのはその便利さです。

クレジットカードのポイントは多くが毎月の付与されるのですが、アップルカードは買い物した直後からキャッシュバックが発生します。

獲得したキャッシュバックは月末の支払いに当ててもいいし、自分の銀行口座に送って現金で引き出してもいいし、友達に送っても構いません。

ちなみにアメリカのクレジットカードのポイント還元率が高い理由は、クレジットカード会社の儲け方が日米で違うからです。アメリカはクレジットカード会社にとって高収益なリボ払いの利用が圧倒的に多いため、たくさんポイント還元ができる仕組みがあります。

日本ではカード利用時に1回払いか分割払いか聞かれることが多いですが、アメリカでは聞かれません。アメリカでは毎月使ったカード決済額をカード会社に振り込んでも良いのですが、最低限度の支払い金額だけ支払って、残りはリボ払いにする人が圧倒的に多いようです。

お金の管理が楽になるグラフ化・集計機能

そして、ApplePayを日常的に使えば、お金の管理も簡単になります。毎日どれだけ使ったか、どんなジャンルの支払いが多いかを自動的に集計してくれます。

ApplePayで支払ったものも、カードタイプのクレジットカードで支払ったもの全て集計してくれます。便利ですね。

昔はよくクレジットカードを使うと、余分にお金を使いすぎてしまうと言われたものですが、これからはアップルカードで支払わないと何にお金を使ったかが見えなくて使いすぎてしまう時代が来ました。

そして、支払い明細を見返していてよくあるのが「あれ、これ何の支払いだっけ?」問題です。それを解決するために、支払情報としてどこで買ったかを地図で表示してくれる機能までつけました。

ちなみにアップルがこの使ったお金をグラフで見えるようにする機能を作った理由は、全ての支払いをアップルカードにしてもらうためです。ユーザとしては全ての支払をアップルカードにすれば、毎日のお金の管理が簡単になります。アップルとしては利用金額をあげてもらえれば、決済サービス企業として、確固たる地位を築けるというwin-winな関係です。


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