この1週間で少し新しい投資をしたので、短い記事になりますが記録のために残したいと思います。
今週、米国債が売られることにかける投資をはじめました。
あらかじめお断りすると、この投資はリスクが高いのでこの記事を読んで真似ることはオススメできません。また、この手の投資は私にとって初めてで、失敗する可能性が高いという意味でも真似しないほうが良い思っています。
この投資は短ければ数週間、長くてもせいぜい数ヶ月を想定しています。私の中ではかなり短い期間の投資になり、終わった後はその資金はゴールドか米国株の長期投資にあてるつもりです。
この記事のポイント
- 米国債が売られるほど価格が上昇するETFに投資しした。
- 2022年の米国債が大きく売られていて、40年続いた米10年国債買いのトレンド(利回り低下トレンド)が終わった可能性もある。
- さらなる米10年国債の売りに備えて、今回試しに国債売りのポジションを取ってみた。
米国債の弱気派への転換
もともと去年10月頃から私は「10年米国債は利回りが2.3〜2.4%になるまでしか売られない」と言ってきました。
しかし、最近は2.6%を超えても売られ続け、さすがに予想を撤回せざるを得なくなってきて、4月6日に以下の記事を書きました。
2.3%〜2.4%くらいまでに収まっていたなら1980年代から40年間続く米国債の利回り低下のトレンドが続いていたのですが、そのトレンドが破られようとしています。
また、昨日の記事にも書きましたが、これからFRBによる金融引き締めが加速するとさらに米国債が売られる可能性もあるようにも見えます。
もしも、これから国債の利回りが上昇するトレンドが始まってしまうと、低い金利を前提にした株価がついている米国株は下落する恐れがあります。
その動きが本格化した場合にも投資で利益が出せる方法を試すため、今回はじめて米国債が売られるほど価格が上昇するETF(TMV:Direxionデイリー20年超米国債ベア3倍ETF)に4月6日に投資しました。
TMVを選んだ背景
国債の価格が下がることにかけたわけですが、TMVを選んだのは強い理由があったわけではありません。
すぐに動かせる資金がマネックス証券にしかなかったこと、そのマネックス証券にはアメリカの国債の売りポジション(国債の価格が下るほど利益が出る投資)をもてるETFがTMVしかなかったためです。
レバレッジをきかせた銘柄は手数料も高く、短期投資に向けになるのでできれば避けたかったのですが、この証券会社には他に選択肢がないので仕方ありませんでした。
(米国債のベア関連の銘柄で、なぜレバレッジをかけたリスクの高いものしか取り扱いがないのか、とても不思議です。)
今回TMVを買うために、アマゾン、アルファベット、デジタルタービンなどの銘柄をしかたなく手放しました。手放した銘柄は、割と良い価格で買えて長期投資もできると思っていたのですが、2022年に大きな上昇を始める可能性が少し低くなったと考えたので(昨日の記事参照)、可能性が高そうな国債の売りのほうを選択しました。
冒頭にも書いたように、国債売りの投資は短期の予定なので、終われば今回売った銘柄を買い戻すかゴールドにしたいと思います。
現時点での保有銘柄の一覧のせて、この記事をしめたいと思います。
銘柄 | シンボル | 評価額(ドル) |
---|---|---|
ビットコイン | BTC | 301397 |
米20年超国債ベア | TMV | 63981 |
ノボノルディスク | NVO | 53136 |
現金 | – | 26259 |
イーサリアム | ETH | 18289 |
アリババ | BABA | 12734 |
JDドットコム | JD | 7237 |
ピンデュオデュオ | PDD | 6475 |
FUTU | FUTU | 4632 |
マクドナルド | MCD | 4588 |
P&G | PG | 3613 |
ウォルマート | WMT | 2997 |
ウォルト・ディズニー | DIS | 2960 |
コカ・コーラ | KO | 2952 |
3M | MMM | 2044 |
アメリカンエキスプレス | AXP | 1645 |
ビザ | V | 1060 |
ウェルズファーゴ | WFC | 459 |