この記事を書いている2021年11月19日時点でビットコインは大きく下落しています。
「2021年は好調だったけど、最近は価格が大きく下落しているし、ついに売りどきかな」と考える人もいると思います。
ただ、私は最近は価格が下がっていますが、あと数日で上昇に転じれば、年末にかけて大きく価格が上昇するかも知れないと思っています。
もちろん、将来のことはわからないので予想が外れる可能性も十分ありますが、今の時点で考えていることを書いていきます。
この記事のポイント
- 2017年のような動きをするならビットコインはまもなく価格が上昇に転じ、年末に急上昇する。
- 急上昇した場合、価格は2500万円まで達する可能性がある。そして、その後1年かけて500万円まで下落する。
そろそろ上昇に転じるビットコイン
この記事をかいている時点でビットコインは、直近の10日で約15%も価格が下落をしています。
ただ、私はあと数日で上昇に転じると思っています。
その根拠は残念ながら薄いのですが、2021年6月以降のビットコインの値動きは2017年にとてもよく似ていて、その傾向が続くなら11月20日にも上昇に転じるからです。
次の図は、2021年のビットコインの値動きに2017年のデータ(青色の線)を重ねたものですが、2つのグラフの形はとても良く似ています。
このまま2017年と同じような動きをするなら11月20日頃に下落は底を打って、12月25日頃にピークをつける可能性があります。
もちろん、この予想は外れる可能性もあります。その場合は「2017年の値動きに似ている」という説を捨てる必要があります。
2013年や2017年のような価格の上昇が起こるなら
もしも、11月20日前後の数日で価格が底を打った場合、「2021年の値動きは2017年に似ている」という説はまだ生きていると見て良さそうです。
その場合、12月のピーク時の価格はどれほど上昇するのでしょうか。
2017年や、2017年と同様に年末に価格が急上昇した2013年を見てみると、ある程度の傾向を掴むことができます。
次のグラフは、過去のビットコインの価格をフィボナッチ・リトレースメントという手法で分析したものですが、どうも2013年も2017年もこの分析手法でピークの価格(下図の赤線)を把握することができそうです。
同様にして2021年の12月の価格のピークを分析して見ると、230,000ドル(約2500万円)という結論がでました。
この手法で面白いのは、ピークをつけた後にビットコインの価格がどこまで下落するかも、大まかに占うことができる点です。
上図の黄色い線がピーク後の約1年で達する底値の目安を教えてくれますが、同じように2021年のピークの後にどれくらいまで価格が下がるをやってみたところ62,000ドル(約680万円)という結果がでています。
2018年の下落を見ていると、黄色線よりも価格が下がっている時期も見られるので、2022年の下落は600万円から500万円まで下がるかも知れません。
さいごに
この記事では、これからのビットコインが2017年のように動くなら、今後はどのようになるのかを見ていきました。
(根拠が薄いのでそれほど自信はないのですが、)ビットコインはまもなく下落から上昇に転じれば、12月下旬にかけて価格は2500万円まで上昇し、その後は約1年かけて600万円から500万円にまで大きく下がるようです。
今すでにビットコインを保有している人は12月中旬から下旬で売った後、1年間は投資を休み、2022年末か2023年始にビットコインの価格が十分に下がった頃に投資を再開しても良いかも知れません。
トレードが得意な人なら2022年はビットコインをショート(価格が下がれば儲かる取引)をするのも手ですが、これは難易度が高いので多くの人にはおすすめしません。